このところ、どうもパッとしないニュースが多い。ワールドベースボールクラシックで日本が決勝進出した事や、春の高校野球などは明るい話として、首都圏の高齢者の受け皿が不足しているために、老人受け入れ施設としては甚だ不十分な施設での火災で、多くのお年寄りが亡くなった。

 どうも、少し前のクローズアップ現代で「新しい貧困ビジネス」取り上げられていたのと類似の、人員配置的にも問題あり、建物も無秩序に改築を重ねた無認可の施設だったようだ。

 福祉施設の第三者評価調査というものがありますが、調査員をちょこっとさせていただいた身として思うけれど、そもそも、お上から「やりなさい」と言われているそれなりにお金のかかる調査を受ける施設ってのは、大した問題はないのです。問題はそういう調査なんぞを受ける気がはなからない施設なのですよ。

 それに、そういう調査を受けるような施設って、そもそも空きなんて生じないんですわ。選べもしないのに、比較するための調査をするなんてナンセンスだと思う。

 それよりは、今回のような無認可ながら、実際には、他都道府県の行政が、やむを得ず利用せざるを得ない怪しい施設の実態を調査したほうが意義があると思うんですけれど・・・。(老人向けのみならず、無認可の保育所なんかもそう)

 そして、今朝のニュースは、いきなり炎上する輸送機の画像から始まった。残念でお気の毒な事に操縦士、副操縦士は脱出できず、お亡くなりになったそうだが、旅客機ではなかったので、犠牲が少なかったのがせめてもの幸い。続きを読む