子育て仲間と、シネマ・ジャック&ベティに行って「39窃盗団」を見ました。

  ダウン症者である監督の実弟と、もう一人の実弟を主人公に、障がい者、特に発達障がい者を取り巻くシビアな状況を描いている異色作です。

 こう書くと、見るのがしんどかったり、お涙ちょうだいの映画では?と思われるかも知れませんが、随所に笑いを取りこみ、カラッと描いているからこそ、ズシっと来ます。

 自分が深くかかわらざるを得ない身内であるという立場があってでしょう。きれいごとではない描き方です。続きを読む