午前十時の映画祭って、もう3期目で、今回がラストなんだそうです。

 今までは手近に上映館が無かった事、出来たと思ったら、バタバタで行けなかったのですが、今回、シェール主演の「月の輝く夜に」を見たくて、お初で行って参りました。

 私にとってはシェールって、ネイティブアメリカンの血を引いている事をうたった「ハーフブリード」という物悲しげでもあり猛々しくもある曲のイメージが強いのですが・・・この作品では完全に女優さんですね。

 この作品が上映された頃って、長男が生まれた年で、とってもじゃないけれど映画どころじゃなかったですね。

 最近でこそ、子連れOK企画なども増えて来ましたけれど、私の子育て時代は、支援はまだまだ足りず(医療費だってタダなのは乳幼児時代くらいだったかと思うし、出産=退職というのが主流でしたよ)、子どもを持つという事は、今まで持っていた、やっていた事を手放す覚悟をするという事でした。

 ただ、今の若いお母さん世代は、日本の経済自体がうまく回っていないし、色々な意味で安全神話も崩壊しつつあるから、主に商業ベースの便利さや行政による子育て支援は増えているようでも、トータルでは結構大変なのではないかとも思いますね。続きを読む