かなり私のトーンに合う地元紙の映画評が好意的に紹介していたのと、仲良しの友人が見たいと言っていたと記憶しているのとで、実話ベースの「奇跡のリンゴ」を見に行きました。

  苦労話はヤだよなんですが、主役が目力男の阿部サダヲさんならば、沈みっ放しは無いだろ〜、と「大奥」で悲しき性の将軍を演じた菅野美穂さんはどんな健気妻になってるか、などなど、ミーハーの好奇心もございました。

端的に言っちゃえば、やはり苦労話。だけど、高校時代に農村部で過ごした身なので、村人の突拍子も無い事に対する忌避感が強い反面の協力関係なども、耳目にしたので、決して自分から遠い話には思えませんでした。続きを読む