年末になるとテレビ番組でも大掃除なんぞ特集するし、家庭用品売り場では洗剤のあれこれが山積み。それに、生協のチラシではお掃除グッズの類がふだんより余計目に付くようになります。

 が! が! が!

 もっと自分の手を信じてはいかが?と思う昨今です。

 私、場違いだなぁと思いながら、葉山の師匠の料理教室に行って何が1番良かったかというと、師匠は自分の手の力をすごく信じているというのを実感できた事。

 例えば、お料理の時に素手でお肉に調味料をしっかりすり込んだりして、便利道具の類にあまり頼らないのです。勿論、お道具は使っておられますが、それらはあくまでも正統派のお道具で、アイディアグッズコーナーにありそうなものは皆無と言って良いでしょう。

 そして、もうひとつはお掃除の場面。こちらは日ごろの自分の実践の中で感じている事ですが、清潔病に掛かった日本人、何でもかんでも道具を使い過ぎると思うんです。続きを読む