いまどきはこどもを甘やかし過ぎるとか、悪い意味で友だち感覚できちんとしつけをしないとか、放任が問題になっていますが、私の世代だと、叱って育てるが多数派だったかと思います。

  これは親世代から上が戦前の教育勅語ベースの減点法的な考え方にどっぺり浸されていた事に加え、長年に渡り、日本人の美徳は控えめとされてきたのが大きいかと思います。

  すなわち、我が子の自慢するより、欠点をあげて謙遜して見せる、という今なら相当嫌みと思われても仕方ないのが、幅をきかせて、素直に我が子自慢するのは親バカとされていました。続きを読む