早朝の暴風雨の音で早々と目が覚めた。目覚まし時計は9時位に仕掛けて「いざ朝寝坊!」と思っていたのにね(笑)。

 昨日留守中に配達のあった生協の空き箱がカラカラと鳴っていたが、幸いに吹き飛ぶには至らない。しかし、蒸す事、蒸す事。
 何だかゴマちゃんがくってりしている気がするので、押し入れから扇風機を出して組み立てた。何せ我が家ではゴマ様の体調管理に一番気を遣うというありがたい状態だが、そうなると実家の父の体調が気になる。

 一昨日、事業所から父が風邪気味という知らせがあって、それを知ったのが事業所の閉館後、留守電に吹き込んでおいたメッセージを聞いて昨日の朝一番でケアマネさんが連絡下さって「まだ様子を見てられる状態」との事で、ほっとしたが、このムシムシ、ジメジメが一番コワイ。

 からっとした暑さではなく、底に冷え込むものを秘めた蒸し暑さというのは、体温調節が出来ず、感受性が鈍感になっている父にとっては「薄ら寒いからストーブを焚いちゃえ」であり、しかも、実際には蒸しているので、年寄りの冷や水ならぬ、年寄りのサウナ風呂状態で、まっことに恐ろしいのだ。

 過去、これで何回かグッテリしたり、救急車騒動をやらかしてくれた。エアコンなんか手も伸ばさない(元々倹約な人なのもあるが、若い頃から機械物はどんな簡単な物でも、ほぼお手上げだし、そもそも体がエアコンを必要としているのを脳が全く感じないのだから)ので、ドンドン体調が悪くなっていく。げにおそろしや。

 お願いっ!倒れないで、と耳が聞こえず超のつくガンコな父に頼むより、空に向かって「カラッとした五月晴れにしてちょうだいよ」と言った方が早いくらいなのだが、五月晴れがこの数年死語状態になっているんだから、どうならい。

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