広島、長崎の式典も終わり、終戦記念日に近づいて来ている日曜なので、昨秋放映したという終戦60周年記念のドラマ「火垂るの墓」の再放送をやっていたが、長男に誘われて見た。
 アニメも子ども達のために買って見たのだが、このドラマ、松島菜々子を引き立てるためもあるのだろうが、どうしておばさんが鬼ババになったかの理由がよく描かれていて、私はアニメよりも納得が行くストーリー展開だった。

 で、終盤に近付くにつれて、辛く、悲しく、寂しく・・・となり、アニメで免疫が出来てたから何とか見られたようなもの。きょうだいを演じる子役達のうまさには驚いたが、鬼婆の家を出ざるを得なくなったきょうだいが居ついた壕の周りの風景が、どう見ても関西ではないのだ。植生を見ると、まるで八ヶ岳界隈に見える。

 二度と子ども達をこんな悲しい目に遭わせてはいけないのだという主旨に賛同しつつ、エンディングロールを目を凝らしてみたら、やはり! 原村の文字が見える。

 そこで検索を掛けたら、あの場面は原村の農業用水池のある場所でロケが行われたと村役場の公式サイトのどこかの階層に載っていた。

 ったくもぉ、八ヶ岳フリークもここまで来るとアホかと我ながら言いたい。ああいう場面では、悲しさに浸っていなくちゃいけないのに・・・というか、その悲しさに浸るのが嫌で、何とか現実との接点を見出そうとして、風景、地面の色に目が行っちゃうんだろうか。

 私の年代だと、親は育ち盛りを少し過ぎていて、あんなに空腹を訴えて悲しく泣くような目には遭わないで済んでいるのだけれど(勿論、場所にもよりけりであり、満州等外地にいた方などは親と同年代でとんでもない目に遭われている)、その分、機銃掃射の恐ろしさや、空襲で山をなした死体の話などをたくさん聞かされているので、あまり辛いドラマは見たくないというのがある。

 でも、戦争があったのかどうかもわからないほど豊かになっている子ども達の世代ではこういうドラマを見ることは大事だなと思う。

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