我が家で一番居心地の良いことになっている(でも、いつ見てもすっきりしてない場所だよ)リビングを占拠して勉強したいという長男に甘い母は家出した。
 家出にあたっては鎌倉の岩盤浴とか、何か楽しい事をと思ったが、あいにくと皆さんお忙しいようで・・・(岩盤浴って、誘う相手も選ばなくちゃだし。ちょいと健康や美容にお金を掛けたいという向きね)

 仕方ないから、本当は明日行った方が準備中という表示がネット予約画面に出た本も一気に借りられるだろうなぁと思ったけど、図書館へ行く事にした。
 
 車か歩きか・・・ちょっと迷ったが、天気も良いし(ホント、冬とは思えない。帰りには袖まくっちゃったよ)歩いた。

先ず随分伸びた髪の毛を切ろうと激安美容室を覗くと待ってる人が多いので、ダイエーを通り抜けて、ちょいシューズショップやユニクロなんぞを見つつ、図書館へ。

 やっぱり予約の本は1冊しか入っておらず、上に上がって他にめぼしい本を探したのだが・・・なんとしたことか、借りた記憶がないというか、確かに手に取ったがその後家で見た記憶のない住宅関係の本が図書館のパソコン画面上に記録として残っていて大いに焦る。う〜っ(家に帰っても結局分からない。もしかして、図書館側が返却した本のバーコードを通すのを忘れた可能性もありかとあくまでも自分じゃないほかのもののせいにしたい私。(^^ゞ だってぇ・・・あんまりなボケっぷりに自分でも信じたくないのよねぇ。

 いつの間にか正午を過ぎたので福祉系ショップで軽くお昼。コーヒー付きパスタ。のんびり借りたばかりの堀田あけみさんの「発達障害だって大丈夫」なんぞを広げてみる。

 今行けば大丈夫かな?とまたダイエーを通って(笑)激安美容院に戻ると、今度は待ち客の姿は見えず。でも、いささか待ったけどね。お値段を考えたら、これっくらいの待ちは仕方ないというレベルでカットしてもらえた。そして、後ろ側を鏡で見せて貰ってギョエッ! 先日自分でヘナで染めた髪、かなりグニュグニュしたつもりなのにムラがぁ。うむむ・・後ろに目が欲しいと思った。

 後はダイエーに戻り、ダイソーで1品だけ買った後はベンチで別の本を1冊読了! ガツガツ系読書ってもったいないよねと思うけれど、ついつい読んじゃう。

 帰りに郵便局に寄って、のらのらして3時半位に帰宅すると、長男はさすがに文句も言わずに部屋に退散したよ。

 油断して先週1番で1キロくらい体重が増えたのでヤバいと思って、昨日は指圧へ、今日は図書館へと多分、1万歩以上の徒歩を重ねたので大丈夫かな?(と思ってついつい油断して、つかれた〜とミニ鯛焼き2個を食べてしまったが)


 普段にも増してしまりのない文章になってしまったのは、書き始めて直ぐにNHKで「サウンド オブ ミュージック マリアが語る一家の物語」を見始めるべく中断したから。

 マリアさんとは、映画の中では混乱を避けるため別名になっていたけれど、トラップ一家の二女のマリアさん、つまり映画のマリアが継母だった人であり、とってもチャーミングなおばあちゃまである。

 まあるい目がイキイキと輝き、笑いの絶えない素敵な人だが、貴族の娘として何不自由ない生活から、一家総出で農作業や家作りに励むアメリカ人になって、大変に苦労したと思うのだが、どうして、そんなに明るいのか・・・という秘密が最後の方で分かった。

 この前の終末、死刑囚であり窪田空穂により歌人として開花した島秋人を養子として死後も見守っているおばあちゃまが賞を受けたドキュメンタリー番組で映っていたが、彼女もとてもチャーミングで笑顔の絶えない人だったことを思い出した。

 2人の共通項は信仰。

 人知を超えた存在は信じているけれど、信仰という程深いもののない私(よって、いつも心が揺れる)はこういうチャーミングな人たちを見ると、いいなぁとその信仰を羨ましく思うのです。

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