待ってましたというような爽やかな五月らしい天気。どっかへお出かけしたいな〜という気持ちと、家の中の事をやりましょうという気持ちのせめぎあい。

 結局、おうちの子になる方を選びました。
 GWに不在だった分、資源回収の紙ごみがどっさりたまっていたので、それを束ねたり紙製のショッピングバッグに入れたりして出すのが一仕事。長男が下宿に持って行ってしまったテプラプロの空き箱も、自分がPCにくっつけてるハードディスクの空き箱も、よ〜く考えたらもういらないよねと思って、ダンボール不足で価格高騰という状況下、行政にお手伝いよん♪と出す。

 そう、空き箱って結構取ってます。もしかして使わない場合オークションに出すかもね、その時有利でしょう、という理由で。ですから、オークションに出す可能性がないもの、なくなったものの空き箱はさっさと処理しないと家の中が暑苦しくなります。

 掃除機は昨日掛けたからいいやでサボる。ゴムブレードのついたシンプルなホーキィ(実は画像のと似たような形で中がゴムブレードのものを階上の方が引っ越す時にいただいたのに、2台も不要だと思って、某所に寄贈しちゃって、その後実家の父から同じものを欲しいと言われて後悔しました。たまにはそういう事もあるさ。残念ながら、楽天で調べるとゴムブレードのタイプはないみたいで、これしか似た機能の製品はありません)をゴロゴロさせて済ませました。


 長男がいないのは寂しいけれど、「あけるな!」「立ち入り禁止」とかでしょっちゅうドアが閉ざされていた小部屋がオープンになったので、正直なところ、いささか今年の五月は風通しが良いです。この状態、キープしなくちゃと思うから、うかうか不用品を家の中に入れたくないので、益々買物は吟味して!となる訳ですわ。
 
 さて、家の中が私の定義では7割片付いたので(私は完全主義者ではないので、大体60〜65点を持ってOKなのですわ)午後はとっぷりと本を読んでます。

 ロザムンド・ピルチャーの「九月に」
を読んで「おお〜、イギリスのカントリーの暮らしは優雅だなぁ」とつくづく、我彼の差を感じ、せせこました暮らしをいささか侘しく思うのであります。まぁ、ピルチャーの描く登場人物のメインが生きる側が郷士とか、元貴族とか、要は純然たる庶民ではないから、そこを差し引いて考えなくてはいけないんでしょうけれど・・・ワタシャ、某大企業の社長さんちとか言うのを何軒か知ってるけど、そりゃ、普通の庶民の家から見たら立派だけど、ピルチャーの世界で描かれる邸宅とは雲泥の差。

 そして、自動車で1時間の通勤も大変ではないの?といわれるイギリスの状況。特に首都圏では家から職場までドアツードアで1時間半なら常識内で、2時間もままあり。しかも殺人的ラッシュの中でもまれてという状態なのを思うと、まずし〜よな〜日本の暮らしと思われてなりませぬ。

 でもねぇ、八ヶ岳山麓に行くと、俸給単位は首都圏の殺人的ラッシュを味わう人たちよりガクッと落ちるにせよ、家は立派だし、暮らしの中を流れる時間がゆったりしているし(その分、親戚づきあいが大変とか、近所で噂が即、千里を走るってなデメリットはありますが、逆に助け合いもあるしね)、そもそも日本の大都市のサラリーマンは人数としてはマスかも知れないけれど、本当はごく一部なんだよね〜と改めて思う訳です。

 京都病の上に、元々掛かってる八ヶ岳病をぶり返すワタシ(^^ゞ。

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