2007June27サイ2007June27テナガザル
 久しぶりに動物園に出かけました。子ども達が小さかった頃は足しげく通っていたものですが・・・とんとご無沙汰していました。

 しばらく行かない間に変わったところ、変わらないところ、色々ありますが、変わったところは、行政の無駄削りムーブメントに沿い、売店等に無駄な人件費をかけなくなっているらしい事。週末や祭日はさすがにオープンするらしいですが、普段の日は自販機だけのある無料休憩室になっていたり、植栽が以前ほど、手を入れてないなという感じはしますね。一方で、子どもが喜びそうな屋外の昆虫コーナーや(職員がガンバって開墾したそうです)、お城っぽい遊びのスペースが出来ていました。

 でも、動物達は変わらず元気そうです。寒冷地からやってきた動物にとって、日本の夏は過ごしにくい・・・ということで、当初は毛の生え変わりの時期にそのままにしていたら死んでしまった子もいるそうですが、今は人間が手助けしてカットしてさっぱりさせてあげたりという飼育技術の向上も見られるようです。

 それから、旭山動物園で有名になった「見物者が楽しめる」つくり。ここでも取り入れられていました。ペンギンや白熊、ラッコの類はいないので、水槽の中を覗くような凝った仕組みはないものの、強暴でない動物の場合、そばに近寄ってみられたり、高いところから見られたりというステージが増設されていて、また、ポニーやヤギと子ども達が触れ合う場も出来てました。

 この動物園、草食動物だけで、緑豊かです。それだけに肉食獣が主に発すると思しき動物園臭さが少なくて、まったりとくつろげるのがポイントです。動物園の外側には自然公園もあって、ローラー滑り台や展示や調べ物の出来る建物もあって、リーズナブルな料金で1日遊べるので、お子様連れの友!ですね。(^_-)

 キリンや象、そしてコアラが動物園の定番人気ものだそうですが、私は今回、テナガザル君(若いお父さんが、一生懸命、ユータロー!と彼の名前を呼んでましたよ)が気に入りましたよ〜。

 とにかくものすごい筋力ありそうな腕で華麗な演技(としか人には見えない)を見せてくれた上、サービス精神たっぷりに金網にへばりついて、ご尊顔を拝させてくれましたもの(笑)。このテナガザルのコーナーには木製の見事なテナガザルのシルエットがディスプレイされていましたが、これも職員さんの力作だとか。なかなか多才な方がおられるようです。

 動物園って、行政主導ですから、テーマパークなんかと違って、メッチャお高いということもなくて、勉強にはなるし、人間のペースとは違う独特の動きをする動物達を見てると、ありきたりな言葉だけど、癒されますわ〜。

 皆様もお住まいの近くに動物園がありましたら、久しぶりにいかがですか?

人気blogランキングへ