野暮用で区役所に出かけたので、ついでにと図書館まで足を伸ばした。予約のメールが来てないけど、何か入ってるかな?と聞くと、やっぱりまだだった。でも、結構収穫はあった。
 最近「今日返却があった本」というキャスター付きのスチール棚がカウンターのそばに置いてあるのね。変なもので「隣の芝生は青い」って感じで、人が読んでいた本って読みたくなる。図書館側としては、そこで選んでくれたら棚に返す手間はないというわけで一石二鳥?

 素敵な奥さんの今年の号があったので、超久しぶりに手にとって見る。それからパッチワーク小物の本。見るだけ。そして時代もの小説。前読んで痛快だったジイ様侍大活躍の赤目小藤次ものの文庫本(これがまたね〜、偶然なんだけど、私の出没エリア、つまり八ヶ岳界わいが舞台になってる章があったの(笑))。そして、二階に上がり、手に取ったのが「収納するより捨てなさい」というタイトルの本。

 何せ、今の我が家、どなたか様がどっしゃりと物を置いて和室を占拠してる訳ですよ。婚約時代には応接室だったはずの部屋が、いつの間にか「簡易冷蔵室、到来物置き場」と化し、今や開かずの間で、雨戸まで到達し得ないほど、古新聞等の不用品が山積みになってるどなたか様の実家のミニバージョン状態なの。(T_T)

 本当はこの本読んで欲しいんだけどな〜。耳に、いや目に痛いことだらけだと思うよ。だから、絶対に敵は手に取らないだろうから、これを見て、私一人でも実践しなきゃと思う。

 いわく:部屋のモノたちが饒舌に語るあなたの内面。その”もったいなさ”は失ったお金への未練。買いなおしてもトータルではお釣り確実、等々、見出しだけ見たって「んだよね〜」の連発なのであります。(もちろん、どなたか様だけに該当しているわけではない。こういう本を時として手にしないといけないぢぶんなのだ(^^ゞ)

 すごいいい本なのに、捨てる、シンプルブームの中、売込みが下手だったのか、今は絶版のようです。図書館で予約を入れて読んでみてくださいね、ぜひ!こういう本です。

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