特に年長の男性に多いとお見受けしみますが、その場をとにかく自分が仕切らなきゃという方いますね。自分がしゃべっていればご機嫌だけれど、他の人がしゃべると、とたんに不機嫌になる。そこまで極端ではなくても、実に興味なさそうで、そういう方を前にするとこちらも話す張り合いがなくなります。

 要は「話したいのは自分だけなんだな」と直ぐに分かっちゃうんですよね。サービス精神で話を盛り上げようとしている人と、仕切りたい人との違い? サービス精神でやってる人は、場が盛り上がってくるとサッと引きます。仕切りたい人は、自分が一番盛り上がって、周りに盛り上がりを強要します。
 大体、こういう人は自分がどういう風に見られているか分からないおめでたい人なんで(その鈍感さには羨ましくなるほどですよ(苦笑))、自ら反省をするという機会がありません。なので、ますます行動がエスカレートするわけでして、大概、被害を受けるのは、その人のそばにいる、力関係で言うと弱い立場の人となります。

 例えば、一家の家長と称する頑固ジイサンの前で、仕方なく相手をするのは、立場の弱い嫁さんだけで、本来、オヤジの相手をすべき実の息子はとっとと姿をくらます。ジイサンの妻はストレス過剰の日々のために既にいないか、健在ならば嫁さんに肩代わりしてもらってホッとしているどころか、あわよくば、日ごろジイサンには決して聞いてもらえない話を嫁さんに聞いてもらおうと虎視眈々と狙っております。でも、孫達は小遣いを貰えるからで聞いていたりします・・ってな風景は世間にままあるかと思います。^_^;

 何かの組織だと、そのエライ人をヨイショしなくてはいけない弱い立場の人がいます。例えば、そのセンセイに出てもらわないと困る事務局の人とか・・・。

 こういうおめでたい人になれたらいいけれど、大概の人はなれないでしょうね。でも、なろうとは思っていなくても、いつの間にかなっている可能性はあるわけで、それを知るために役立つのが「残っているのは誰か」ということ。

 立場の弱い人しかそばに残らなかったとしたら、あなたは前述のような俺様男かワタシガ女になっている可能性大。^_^; あるいは心優しい友人なり知人が、去るのはかわいそうと付き合ってくれている可能性も高く、その場合はありがたいのですが、あなたの俺様度、ワタシガ度が、ずっとキープされると、そういう人たちもそろりそろりと去っていく事でしょう。最悪の場合、利用しようとする悪漢だけが残っていたりする可能性も・・・・^_^;

 勿論、周囲にいる困ったチャンに対する腹立ちもありますが、自戒を忘れてはいかんと思って書いているのであります。この文章。(^^ゞ


 
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