タイトルからとても立派なお道具を想像された方、申し訳ございません。じっつにちびっちゃい大したことないお道具(ともいえない)なんですけど、もしも参考になる方がおられればと思い、アップさせていただきます。

 そもそも、それを思いついたのは、洗面所に置いてある除湿機、近頃乾燥してるので出番が殆どないのですが、気付いたら空気吹き出し口のスリットの向こうにある回転翼みたいなのの間に髪の毛が入りこんでいるではありませんか。洗面所って、髪の毛の宝庫(?!)ですからねぇ。^^;

 掃除機を最強パワーにしてみましたが、残念! 全然影響力が及びません。近頃、きれい好きな皆さんの間で評判が高いらしいタレントの松居和代さん提唱の「松居棒」だとスリットの細さに対して太すぎるみたい。さりとて、不器用さ随一の私が菜ばしを突っ込んで動かしてみても、恐らく髪の毛を取るどころか落下させて(落下した後に出口があればよいのですが、無いのですよ〜)しまう危険度は95%以上。

 はたと思いつきました。

 紙製のガムテープを15センチくらい切って、こよりのようにねじりました。出来るだけ細く、固く巻いて行くと、ちょうどお箸くらいの感じの粘着棒が出来上がりました。これをスリットに突っ込んで、ねばねばと髪の毛を接触させてそ〜っと持ち上げるという作戦です。

 トライした結果、うまくいかない箇所もありましたが、何箇所かで髪の毛をくっつけて出すことが出来ました。他の方法より成功率が高いので、65点主義の私は完全に除去できずとも満足した次第です(笑)。

 この棒、やっぱり箸(菜ばしではなく、食事用の箸)くらいの長さで使うのが適当かと思いますので、用途はすごく限られるかと思いますが、もしも機会があったら、手軽に作れますのでトライしてみてくださいね。(^_-)

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