昨日【=日曜版】の地元紙に載っていたコラムです。

1 人 の 時 間 は 蜜 の 味

まもなく定年退職を迎える夫がいる私の友人は、近ごろ元気がない。彼女の夫は、家事は一通りできるし友人や趣味も多く、夫婦仲もよくて、理想のセカンドライフを送れそうな男性である。しかし、彼女は、夫が退職して、家にいる時間が長くなると考えるとそれだけでもう、とても憂うつになるというのだ。
そう、女にとって一人の時間は蜜の味。朝起きる時間や帰宅する時間、食事の内容その他もろもろ、常に自分以外の家族の行動を優先して暮らてきた女性は、夫や子どもにわずらわされない一人の時間のおいしさで、誰より深く知っている。

日々の束縛や土日だって、ウイークデーの「一人の時間」があるから耐えられた。その甘い時が保障されなくなるのだ。さらに友人をさいなんでいたのは、家族のために四十年近く働き続けてきた「良き夫」が定年退職するというのに、いたわねる気持ちより「うっとうしさ」が先に立ってしまう、どうしようもない自分の感情のやり場のなさだった。


 定年退職後に夫婦・一人の長旅プランを練っているあなた、妻が本当に望んでいるのは、夫一人で行ってくれる長旅かもしれませんよ。(やまぷき)


 私は、思わず頷いてしまいました。しかも、我が家の場合「家事は一通りできるし友人や趣味も多く、夫婦仲もよくて」とは相反する状態です。^_^;

 このコラム、果たして夫の目にとまったのかどうか・・・甚だ怪しいです。男性はこういう情報はあっても「自分は違う」と思うのか「都合悪い」と思うのか、スルーしますね。見て、考えてくれるようなタイプって少ないのでは?と私の周囲を見回す限りにおいて、ですが、思います。

 この文章、複合プリンタのスキャン機能を使って取ってみました。端っこの文字や、「わ」と「ね」のような形の似てる文字、画数の多い漢字等の読み取りは難しいようで、訂正しないとでしたけれど、ぜ〜んぶ手打ちにするよりは、ずっと早いです。(^_^)




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