昨日、そろそろ最後の花見だね〜と友達と歩いていて思うところがありました。

 ある組織、一生懸命やっているのはわかるのですが、しょぼいのです。その組織の活気があったころを知っているだけに、尻つぼみ的になっているのが気になります。主旨は決して悪くありません。むしろ今の世の中に必要だし、貴重なんですが、方向性が気になります。

 「○○という状況なんで、どうぞ利用して(お金を払って)やってください」「とほほ」というムードが漂い、こちらも「じゃあ、可哀相だから買うか〜」というノリになります。

 例えて言えば、うらぶれた観光地のしょぼい施設をコストパーフォーマンス悪いなぁと思いながら利用する感じでしょうか。同情や哀れみで利用するのであって、元気が貰える気持ちになれません。出来たら、二度と利用したくないなぁと・・・関係者でなかったら思うでしょうね。

 一方、ドンドン拡大して行っている組織。中には悪辣としか言えないものも少なくはないですね。例えば見なし管理職にしちゃって、殆ど権限の無い社員を残業代も払わずこき使ったりするような企業(特にどことは名指ししませんが^^;)。

 アクドイぞ!という非難を浴びて一時的には冴えなくなったり、ユーザーが離れたりもしますが、また盛り返したりして・・・。そういう組織ってやってる事の是非はともかくとして活気があるんですね。利用する側が好奇心を刺激されたり、何かきらきらしくてまた利用したくなる。

 典型的な例としては先ほどのうらぶれた観光地のしょぼい施設とは逆のタイプ。いつ行ってもピカピカしたものがある外資系大規模テーマパークでしょうか。娯楽のためにこんなに資源・エネルギーを使っていていいのかぁ?とか思ってみることがあるものの、色々目新しいものがあって惹かれてしまう人、多いですよね。

 つまり、何を言いたいかと言いますと・・・どんなに正論で、良い事を言ったりやったりしていても、出てくる雰囲気が物乞いチックなしょぼさに満ちていると、一般人は引いてしまうという事。かえって怪しくとも、ピカピカして活気づいている方に人が行くように(だからこそ、立派な会場を使い大々的に行われる悪徳商法説明会でころっと参っちゃう人が出るんですけど)、醸し出す雰囲気が大事。

 その表現力が、プロデュース力というところでしょう。

  
 多分、こんな話は既にどなたかがなさっているかとは思いますけれど・・・。そして、密かに思うのだ・・・しょぼい・・・かも・・・<ぢぶん。^^;

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