朝のニュースで我が子と近い年齢の、希望に満ちた暮らしを送っていたはずの若者の人生が文字通り踏みにじられてしまった事や、善意のタクシー運転手さんが重体になられたなど、昨日の事件の無惨さを見て、何ともやりきれない気分になりました。

どんよりした空模様でも、明るい話題があれば、心は晴天になりますが、今日は天気と気分が合致してしまいました。

池田の事件以来、自己顕示型で、死刑を望む歪んだ自殺願望とでも言うべき犯罪が増えていますが、こういう犯罪を犯した人物は死刑ではなく、恩赦や特赦なと一切ない終身刑にして、生きるのに最低限必要な栄養素を与え、好きな食べ物も嗜好品も娯楽も与えず、一生閉塞状態で過ごさせた方がかえってきつい刑となり、犯罪の抑止力になるのではないか、と言う気がしますが、ご遺族の気持ちには全くそぐわないかも知れないとは思います。

昨今の相手に何の怨恨もないのにいきなり襲う厭うべき恐ろしい事件にはジワジワと広がっている社会の歪みも影響しているのを感じます。

勿論、犯人が許される訳がないのは言うまでもありませんし、こんな惨劇はこれ以上起きて欲しくないです。