今日はハウステンボスに行った友人と「西の魔女が死んだ」を見に行きました。何と言ってもロケ地が八ヶ岳ですもの。これは、私は絶対に行かなくては!なんです。何故だか上映する映画館があまり多くなく、しかも、優待券を使おうということになって、川崎まで行きました。

 109シネマズ。座席はふかふかですわり心地が良くて、映画内容に見合ったコンパクトな感じも良いんですが、あの開演前の指定席を取るための混雑何とかなりませんかねぇ〜。(以前、みなとみらいの109シネマズで「ターミナル」を観た時には、ものすご〜い行列。時間ギリギリになり、声をかけてもらえて辛くも間に合いましたけれど。今日は恐らく「インディ・ジョーンズ」で混んでいたとは思う)

 サチ・パーカーさんが演じた「おばあちゃん」のなんと品の良いすてきなこと。死を魂の脱出と表現するあたり、共に母を喪った身なので、嬉しい解釈ながら、やっぱり最後は泣けてしまいましたけれど・・・。

 八ヶ岳そのものが出てくる場面は多くなく(でも「あ、あそこだ」と即分かりますけれどね)森の中で話が淡々と進みます。大冒険がないので、娘もいないという男性にはちょっと物足らないかも知れないけれど、自分が娘だった時代がある人にとっては、共感できると思います。もしかして、映画のハウステンボスだねと友人と言い合って笑いました。
 実は映画を見終わって、インド料理のランチを食べながら「小泉ちゃんは西の魔女と暮らしたんだよね」と友人に言われまして・・・確かに・・・と思いました。

 主人公のまいちゃんよりは3年ほど遅くですし、理由は学校に行けなかったからではないけれど、高校時代、祖母が暮らし始めた八ヶ岳で親元を離れて暮らし、そりゃ、鍛えられましたとも。魔女というよりは、修行僧に近いような・・・(笑)。

 私の祖母はその頃、和モノベッタリだった上、な、なんとマクロビオティックをかじっていましたので、上白糖なんてトンでもない、ジャムを煮るのも無縁な暮らしでしたけれど、緑の中で土の香りを嗅ぎながら・・・最初は転校するのがいやで泣いていたくせに、色々な出来事を経て(そう、物語の中で出て来た近所の怪しいおっさんみたいな人も実際にいましたね〜)気がついたら、もぉ、八ヶ岳にはまっちゃって、夫を篭絡して(ではなくて、説得して、です、というか、八ヶ岳の素敵さに夫は簡単に篭絡されたというべきでしょう(笑))、家まで建てる始末なんですからね〜。(^^ゞ

2008June23jam bottles

 しかし・・・まぁ、突っ込みどころがないとは言えません。私は「あんな森の中でこんなにうまくレタスは出来ないよ」なんて突っ込んで、ジャム作り名人の友人は「イチゴと砂糖をまぶして一晩置いてから煮なくちゃ、焦げちゃうよ〜」と思ったそうです(笑)。

2008June23jam-gift-package

 それから、原作を読んでいないので、登場してるのかも知れませんが、どうしてあそこにタバコが出て来るのか不可解でした。(どこか知りたい方は映画をご覧下さい)ストーリーの流れに沿わないので、事実かどうかはともかく、陰にJTの陰謀を感じてしまった・・・な〜んて観る人に思わせてしまう小道具は使わないほうが良かったのではないかと思います。

2008June23Daiso-cherry-dish

 しかし、今日は安上がりに楽しんだ日でした。

 ランチは850円のカレーにして、その後、映画館が入っている大規模ショッピングモール「ラゾーナ」の、よりによって大型ダイソーに入り込み、二人で、あれこれ突っ込みを入れながら商品を見て、私はご覧の片口のお皿をアロマオイルとエッセンスを混ぜて使うのに良いやと買いました。他にも外れてしまったフックを1個。麻と木綿の混紡の1枚300円(税抜き)のエプロンを2枚買い、近所の友人に消しゴムスタンプ押して貰うため、1枚はあげよう、とか、@コスメで案外と評判の良い100円ヘナまで、猛然と試したくなって買ってしまいました。

 その上に、〆に「最後に一休みしたいね」と言ってマックで100円珈琲です。(^^ゞ

 ご覧の可愛らしいパッケージは友人がくれた完熟梅ジャムが入っていたのです。彼女はジャム作りの達人でして、西の魔女より上手だよ(笑)。

 今日もまた楽しい1日でした。

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