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今日もまた雨。一時返上出来たかと思っていた雨女、どうやら復活の気配です(自分の雨女っぷりを最大に恨めしく思ったのは、高校の修学旅行で行った阿蘇。土砂降りで草千里の粘土質な地面の色しか覚えてません(Θ_Θ))。

放っておけばぐうたらするので、モバイルニフティでメールも入っているのが確認出来たので、村の、もとい市の図書館に本の寄贈に行きました。

先年亡くなった名誉村民だった国文学者、金田一春彦さんの名前を冠した図書館です。

おっきな声じゃ言えませんが、日頃お世話になってるからと、私の在住市の市立図書館に寄贈したのですが、その張り合いの無い事…‥そりゃあ、日本で二番目の大人口を抱える制令指定都市ですから、利用者が多く、いちいち顔を覚えていらんないよ〜、ってところでしょうが、何回か顔を合わせているのに、担当のオジサンは全く素っ気ないのです。

正直なところ、寂しいよな〜、と思って、以前から気になっていた山の図書館への寄贈を考えました。

じっつは地元の友人を通して聞いて貰っていたのですが、はかばかしい反応が無かったので、諦め掛けてましたが、駄目元で市のホームページから問い合わせました。

ちょいと時間が掛かりましたが、ホームページ効果って大したもんですね。今年前半のスリーダイヤ系信託銀行への怒りの鉄槌も窓口で幾ら叫んでも埒があかなかったのが、本部へのメールで一発回答でしたもん。

どうもメールでの問い合わせやクレームは今や内容証明郵便並みですなぁ(だから、採算合わなくなって郵便局がこの手のサービスから撤退って事で、先ずは配達証明郵便が無くなるそうで…(;_;))。

っていう話は脱線でした。f^_^;


図書館カウンターにて声を掛けてと言うメールをくれた青年、何と嬉しい事に高校の後輩でした。o(^-^)o

寄贈手続きや村から市のカードへの移行手続きやらの合間にちょっと雑談したり…制令指定都市の警戒心も露わな「頂くものは頂きますが、中に入るな!」と言う事務的な対応とは全く違う、血の通った対応で、しかも、そんなに沢山でもないのに、すごく喜んでくれました。

あ〜、こういう所が小さな自治体の良さなんだよね〜。

維持管理の関係から文庫本はNGと言う話でしたので、在住の市立図書館に寄贈しようかと思っていたのですが、もし、彼等が本当に本好きならあげちゃって、その後、リサイクル書棚でもいっか〜、と言う気持ちになりましたとも!

用が済み、館内にある金田一春彦先生監修の方言コーナーでひと遊び。そしてビックリ!

むか〜し、この辺の言葉には関西から入って来たものが混ざってると聞いた事がありましたが、北海道から沖縄まで、ランダムに同じ意味を持つ言葉が出て来るパネルを触ったら、関西エリアから北陸に多い(確か大分もそうでしたが)ありがとう=おおきに、なんと山梨県もそうなんです。長野ぶっ飛ばしてました。言わば関西弁の飛び地みたい。

勿論、全然違う言葉も多いのですが、旧の自治体名、北巨摩、中巨摩、南巨摩など巨摩と付くのは駒、即ち朝廷に献上するお馬の産地だったからと言う説があるのと相通ずるものがあり、ひと時、歴史ロマンに浸ってしまいました。(*^-^)b

館外に出たら、一時的に雨が上がり、茄子紺の山に白い雲が垂れ込める大好きな景色が見られました。