先週の金曜日、クロマーを見に行った時には湿気が強かったせいもあるけれど、結構べたべた暑かった。土曜日、バザーに行った時は朝は冷えるなと思ったけれど、歩いていたら汗が出て来た。

　しかし･･･今日は朝から気温が上がらず、昼頃には雨が本降りになり、晩秋を思わせる寒さだった。「暖房器具欲しい」とちらりと思ったほど。

　2年くらい前のファンケルのお買い上げプレゼントのひざ掛けを友だちがくれたので、それを引っ張り出して本を読んでました。

　一冊はライブドアパブリッシングの本。立派で健気な青年のお話です。昨日、読書ブログにアップした青年も基本的には「経済的には恵まれていなかった」との事ですが、今日の青年は「大学の学費は自分で払うことにしていた」と、本当にえらいっ！

　事あるごとにサンダーバードの着メロも高らかに「お願いっ！」とその時だけ目に星を浮かべてウルウル調！という感じなる誰かさんに、この青年の爪の垢を煎じたものを送りつけてやりたいです。

　もう一冊は益田ミリさんの(実は彼女のマンガを予約しているが、全然順番が廻って来ない）エッセイ。

　私が本当に賢いなと思うのは、読み手に劣等感を与えずに共感させてしまい、限られた文章の中に、必要な情報をきちんと盛り込める人。こういうのは大作が許される小説よりは、きびきびと短く書かねばならぬエッセイで分かりますねん。

　ぷぷぷと笑わせる群ようこさんも賢いと思うけれど、このミリさんは相当賢い。対しまして、いかにも「私ってインテリなの」「私ってこんなにあれもこれもそれも出来るの」と言う風にひけらかし調に読めてしまう人は、たとえどんなに高学歴であろうとも（いや、逆に高学歴であるからこそですが）、賢くないね〜と思いますねぇ。

　あ、それで短くキビキビ書けず脱線しまくりの私は危うく書き忘れしそうでしたが、ミリさんの47都道府県の一人旅を記録したエッセイなんですわ。本当に駆け足だったり、存外気に入って日帰りのはずが連泊しちゃったりと色々ありますが・・・おずおずと居心地の悪い思いをしつつ、でも、だんだん一人旅が良くなって来て・・・というあたりの描き方に共感しちゃいました。

　雨の日は出かけないで済むのなら、家事片付けたらぬくぬくしてるのがいいですわ。


　ところで・・・昨日、確かに干した記憶があるのに、東横インでネット予約すると貰える特典のひとつで気に入ってるグレーのソックスの片方が消えてしまいました。使い慣れているものが姿を消すと、殆どパニックに陥りそうです。^_^;

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