今日は運転苦手な私ですら、ドライブ日和だぞと思うスカッと澄み渡った秋晴れでした。エアコンやヒーターで窓が曇る、なのに、暑かったり寒かったりで窓を開けることも出来ないというような事もないし、視界良好であります。

 会期終了が迫っていて、どうしても行きたかった秋野不矩展、近所の友だちに振られまくり、一人で行く事にしましたが、昨晩お電話いただいたお馴染みの母の親友が、灯台下暗し状態でまだいらしていないという事で、ご一緒に鑑賞に!という事になりました。

 場所は神奈川県立近代美術館葉山館。海辺に建ち、山側の眺めも美しい、絶好のロケーションに建つ美術館です。多分、今日の午前中は富士山も見えたのではないでしょうか?

 2008年10月2日葉山美術館海側

 秋野不矩画伯は祖母と同じ1908年生まれ。生誕百年記念展ですので、ご存命でしたら祖母と同じ100歳におなりなんですが・・・残念ながら93歳でお亡くなりになっています。詳しい情報はこちらにあります。
 結論・・・おば様は主だった展示室を回るごとに「来て良かったぁ、お誘いいただいてありがとう」と何回もおっしゃいましたわ。友だちはきっと秋野不矩さんがナニモノか分かっていなかったのではないかな? 冷たく振った、あの友、内実を知ったら絶対に後悔するぞ〜、などと思いながら、パワフルで美しい絵を堪能しました。

 クロマー展にご一緒した友人は秋野さんの出身地にある美術館も見たそうですが、今回のこの展示の方が充実していると言ってましたが、期待通り。

 会期終了間際に好天という条件が重なり、午前中はかなり混雑していたとフレンドリーな受付の方がおっしゃっていました。(こちらから問わなくても、先方から「これらの会員さんだと割引になりますよ」と分かり易い表示の各種特典発行元リストを出してくれたのは感心しました。残念ながら、今はJAFの会員でもないので、全く割引なしでしたけどね。(^_-))

 おば様は「この美術館がこんなに人が多いのは初めて」とおっしゃっていました。以前、鑑賞した片岡球子さんの時もかなり混んでいたのですが、おば様が球子さん展に行った時はさほどではなかったそうです。やはりご近所だから時間や日にちを選べるんですよね。

2008年10月2日葉山美術館山側

 鑑賞後は小さいミュージアムショップ(ここも混んでました)で以前から欲しかったカードミラーを買いました。前、MOA美術館で買えばよかったのを躊躇って買わなかったばかりに、その後同じようなものが見付からないでいたので、今度は迷わず買いましたっ!

 おば様宅でまた〜りとお茶をさせていただきました。

2008年10月2日お池の端の彼岸花

 お庭の彼岸花がきれいでした。

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