長男の下宿を8時前に出て一路京都へ。

相変わらずの始末な私。地下鉄1日乗車券600円なり〜、で元取る散策日でした。

まずは憧れの南禅寺。見たかったのはローマ遺跡のような水路閣。

2008年11月10日南禅寺水路閣

上を流れる疎水を追い、インクラインの廃線跡も歩き、再び南禅寺境内に戻り、永観堂へ。

2008年11月10日インクライン

紅葉の寺と名乗るようになった永観堂。只今特別拝観期間で拝観料千円にたじろいだヤツです。f^_^;

でも、拝観させていただき良かったです。こう申し上げると罰当たりかも知れませんが、仏閣のテーマパーク状態で、拝観料が勿体無く無かった!と思わせてくれる工夫が見られました。

境内奥の多宝塔からの市内の景色は素晴らしいです。是非とも飛ばさずお立ち寄りを。

2008年11月10日永観堂多宝塔より

肝心な紅葉はいわゆる色付きはじめレベルですが、肉眼で見ると十分に美しいです。カメラを通すとまだまだね…と言う状態ですが。
昨日から神社仏閣に浸って、またまた罰当たりではありますが、いささか疲れ気味。どーしよーかな、と考えて行き先を決めました。

結果、毎度おなじみの帰りたくないよ〜度合いが益々アップ。

地下鉄の北山下宿直ぐの府立植物園であります。

2008年11月10日京都府立植物園

緑が大好きな私にはとても嬉しいスポット。広大な敷地なので、雑踏とは無縁。アマチュア画家さんが絵筆を取ったり、園児たちが駆け回っていたり。みんな寛いでいる場所で、ホッと出来ました。

園長さんがとても頑張っておられるようで、見応えがありました。京都の人混みに疲れたらオススメ!

ここで昼食を取り、お隣の府立陶版名画の庭にも寄りました。安藤忠雄氏による建築に陶版で再現した名画が展示されています。

2008年11月10日京都府立陶版名画の庭

世界に名だたる名画に混ざる伝鳥羽僧正作の鳥獣戯画、私はこれが一番好きです。ユーモラスでいきいきしていて、作者は天才!と心底思います。

2008年11月10日陶版名画の庭 鳥獣戯画1

カエル、ウサギ、キツネ、犬などに比べ、実物が見られないまま描かれた虎、豹、像などがギクシャクしているのはご愛嬌ですね。

2008年11月10日 京都府立陶版名画の庭 よれよれ虎

後は一路京都に戻り、地下鉄を下りてJR東海のエクスプレス予約で帰りののぞみを押さえてから阿闍梨餅なぞ買いました。

ドキドキのEXカードで改札機を通ると無事座席券が出てホッ!

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リサーチは終わってしまったけれど来春三月末まで有効と言うエクスプレスリサーチの割引クーポンで珈琲を150円で購入し、阿闍梨餅と頂くと京都とお別れの切なさが大分薄れました(笑)。

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