そんなタイトルの映画、恥ずかしくて1枚くださいと言えない、などという声も聞こえてきましたが、オバサンは全然平気だよ〜。平然と3枚ください!と言って近所の友人とラゾーナ川崎で見て来ました。

 舞台は北九州、音楽や車など風俗から察するに1974年頃でしょうか。つっぱり先輩にいびられて練習らしい練習をしていなかったので、ちゃらちゃらするだけのバレー部の顧問として、転任したての美香子先生が就任。

 やる気無しの彼らが無理矢理先生にさせた「一勝したら先生のおっぱいを見せて貰う」という約束から話はスタート。

 キーボードをたたき、あるいは携帯を触って色々な情報を引っ張り出して、み〜んな知ってるよ、というようなタイプとは違い、あの頃は、情報は少ないし、何か知りたい、見たかったら、それなりに動かないことにゃなんともならなかった。泥臭い、汗臭い・・・で不純な動機からとはいえ、頑張ってしまう中学生達をオーディションで選ばれたという少年達が好演。

 朝ドラ「ちりとてちん」で徒然亭草々を演じた青木崇高さんは、関西弁は封印し、九州なまりもなさそうな標準語で美香子先生に好意を寄せる同僚を演じまして、綾瀬はるかさんは相変わらずの可憐なる熱演でございました。
 とにかくよくぞ集めたねというあの頃の車(当時を知るメンバーばかりだったので「パッと見中古ばっかりで、1台も新車が走ってないのがおかしいよね」などと突っ込み放題)と、一昨年行った北九州の工業地帯と海が映っておりまして、とても懐かしい画面であります。

 鴨川ホルモーで主人公の敵役、仕切り屋体質のイケメン京大生、芦屋を演じた石田卓也がバレー部弱体化の諸悪の根源(?)であるツッパリ高校生の先輩を演じてまして・・・正直、こっちの方が違和感無しでピッタリだったよ〜。

 ネットでは結構酷評も載っていたが、私たち的には面白かったし、友だちの一人なんてラストに近付くに連れてウルウルしていましたぞ。


 その後は例によって例の如くランチでおしゃべりし、ラゾーナ川崎は初めてという友人も一緒にユニクロ→スーパー三和→ダイソーと回りました。ユニクロ、近所のそれと違って種類が豊富だし、全然違うデザインのものがあり、しかも、この店ではSサイズから無くなっていく気配がありました(うちの近所ではLから無くなって行くのよ〜(笑))。

 ビル風の吹く通りでは結構寒いけれど、駅から家まで歩く間は初夏らしい爽やかな1日でした。

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