73c54e8c.jpg け、けちんぼの、捨てられない女のワタシが……デパートの文房売り場のガラスケースを覗いて、激しく後悔したのが、スターリングシルバーのペンを「大した思い出もないしさ」と捨てちゃった事。

新品のそれと良く似たペンは一本で、殆ど三万円に近いお値段でした。

大概の物は捨てた事すら忘れているか、意識的に捨てた事で、脳の中の思い出アルバムに収まるのですが、このペンだけは大した考え無しに処分した為に、極めて収まり所が悪く、しばしばウグニュニュ〜ッ……と言う感じでした。

が、何と、二男の部屋の片付けをしていたら、古い廃物利用(これも死語ですな〜f^_^;)ペン立ての中にちょこんと入ってましたよ。

もう得難いと思うと、頭の中で美化しちゃうらしく、デパートのケースにいたのより汚れているのは勿論の事、軸の太さも若干貧相なような………

お隣にいる黒い軸のペンは会社のノベルティだったような気がします。上司がクロスのペンと言っていたような気もしますが、無銘ですから、甚だ怪しい記憶ですね〜。

無くしたと思い込んでいた銀色のはパーカー製で間違いありません。これは銀行員がまごうことなく高給取りで、ヒドくタカビーだった時代の某銀行のノベルティでしたが、勿論低額所得者のワタシ、母の友人のなんたらかんたらでいただいた物です。



じっつは、もっと嬉しい失せ物現る!があったんです。

母の日に、ありがとうと言う言葉の代わりに財布落とした!と泣きの電話をかけて来たおバカ息子A(おバカ息子Bも音沙汰なしで、ったく、母の日としてはトホホでしたが)。

時節柄、多分、財布は出てこないか、空だけが戻る覚悟をして、カードストップなどなどの指示をしましたが、真夜中に「あった\(^_^)/」と言うメールが来ましたよ。

警官が謝礼を貰う権利があると説明したのにもかかわらず、名前も名乗らず立ち去られたと言う奥ゆかしいご婦人(婦人と言う言葉も死語になっていますが、こういう時にこそ使いたくなる私です)に、深く深く感謝しています。

見も知らぬあなた様、ありがとうございます。


…と、万が一、お目にとまるかも知れないと思って、書かせていただきました。

世の中捨てたもんじゃないと思いますし、益々滋賀県が好きになってしまいました。o(^-^)o


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