早朝、6時10分ころ京都着でした。ウィラーの深夜高速バス、リラックスタイプトイレ付、記念価格の特価で、それをまた携帯電話で予約し、さらに金沢に行った時に出来たポイントを使い、若干4100円強でしたが、なかなか快適でした。ガタイが特別に良い人には狭いでしょうけれど、私にはまずまずの広さでした。

 おなかが空いたのでバス到着の八条口と反対側の烏丸口のバス案内所内の進々堂の立ち食いイートインが開くのを待って、ハムロールとクリームパンと珈琲で一息つきました。

 バス停にいるがらがらのバス、四条大宮に行く(前回来た時にもらったバス路線案内図が役立ちました)のを確かめて飛び乗り、先ずはホテルに荷物を預かって貰い、早速、5月にも乗ったばかりの嵐電の1日乗車券を買って、早々に嵯峨に到着。

 が・・・憧れのトロッコ列車って観光列車ですから、そんなに早く行っても開いてないのね〜。(T_T) 仕方なく、○十年前に泊めて貰い、賀状交換している母の親友でもあった親戚の家を探しに嵯峨野をうろつきましたが、親戚じゃないけれど同姓のお宅が何軒もあり、あえなくアウト(ずうずうしく、ピンポン鳴らして聞いてみたり、親切な同姓の方はわざわざご町内地図を取り出して教えてくださったのでした)。

 
 そこでまたトロッコ嵯峨に戻り、だいぶん待って、1番乗りで当日券を買いました。

 まだ夏休みではないし、平日なので、乗りたかった無蓋のいかにものトロッコ車両の席をゲットです。向かいに座ったかわいい女の子たち「すみません」と遠慮がちに座った後、何やら交わす会話が中国語らしいのです。

2009年7月14日トロッコ列車

 ホント、情けないよな〜。どうしたって、同じような顔かたちのご近所国の人の言葉が分からないんだろう・・・と思ってしまいましたが、身振り手振りで、2人の写真を撮ったり、小さな交歓が出来て楽しかったです。

 トンネルがとても多い路線で、トンネルの中はひんやりします。夏の納涼イベントで妖怪列車が登場すると何かで読みましたが、さもありなん。実際に出るかどうかは知りませんが(出ては困る!)ここで妖怪列車と銘打ったら、下手なお化け屋敷よりよほどスリリング!

 車窓からの保津峡の眺めが美しいです。

2009年7月14日保津峡

 トロッコ亀岡駅から、バスに乗り、保津峡くだりもしました。皆さん大概お連れさんがいるのに、独りっきりで楽しむのは私だけ?と思うと、私以外のお一人の中年鉄子さんもいるのでした(笑)。

 今は水量が少ないので1時間40分くらいかかるけれど、水量豊かなときは1時間で下れるそうです。

 水量が少ない分、船底がガシッとぶつかったり、なかなかスリリング。水しぶきがかかりますよと言われたので、写真撮影はあまりしませんでした。

 1艘の船に20人近く乗っていますから、相当重たいようです。年代層が3世代にわたる船頭さんが3人交代でこいだり、舵を取ったり・・・すごい重労働の上、解説までするので、バス代込みで4200円という費用も決して高くは思えませんでした(到着した船はトラックに積み上げて、またスタート地点に戻すと聞けばなおのこと)。

2009年7月14日渡月橋

 途中イカ焼きや団子、おでんにビールやジュース等の売店船の横付けがあったり、写真撮影ポイントがあったり、なかなか面白いなぁと思いつつ、やっぱり買わない甲斐小泉なのでした。何せ写真写り悪いもんね〜(って実物のせいだろうというのはさておき(^^ゞ)。

 渡月橋に無事到着し、この時点で、朝探しても分からなかった親戚に連絡。お留守かもと思ったのですが、ぜひ寄ってほしいと嬉しいお返事をいただきました。
 
 その前に腹ごしらえ!という訳で、百足屋という店に。さすが観光地価格でありまして、お値段は1575円もいたしましたが、ゆっくり出来ました。

2009年7月14日百足屋のランチ

 親戚宅は嵯峨野の、本当に良い場所にあります。母より年上のおばさまですから、お疲れにはならないだろうかと思いつつも話が弾んでしまい、夕食までご馳走になってしまったのです。

 昨日の自宅と比べると京都は暑い(たぶん、自宅の界隈もかなり暑いのでしょう。飲み会があるという夫はチンチラゴマちゃんのためにエアコンつけっぱなしで出社したとメールで連絡くれました)。乗り放題切符があるのですから、元気があれば嵐電にまた乗ればよいのですが、さすがに疲れまして、ホテルに帰着。楽しい1日は終わりました。(^_^)

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