eeee5e10.JPG 昨晩、諏訪湖地方は限定的にかも知れませんが、かなり降りました。

当初、花火大会の交通規制が始まる前に帰る予定だったので、干しっぱなしにしていた洗濯物、少し濡れていて、やはり多少は雨が降ったようです。

すると…二、三日前は就寝時には寝苦しかったのが、涼しい。明け方には羽毛の肌掛けでは薄ら寒くて、目が覚めてしまいました。

もともと冷えには弱い私。冬用の羽毛布団が欲しいよ〜、と思いながら、動くのが面倒で、また寝てしまいました。

昨日の霧ヶ峰は半袖では寒いくらいでしたが、お山は日中は夏でも、朝晩に秋の気配が忍び寄っています。

はるか昔の高校時代(そう言えば、全国一律と思っていた夏休み期間が、場所によって違うと初めて知りましたが)、夏休みと言えば、学校でテキスト代を払うと先生方が教えてくれる受験向け補習に最初の一週間か10日通った後は、朝夕の畑仕事(夏の畑仕事は一にも二にも草むしり)に夕方の風呂炊き、シーズン一度の汲み取り(お食事中の方、いらしたらごめんなさい。でも、この経験でサバイバル基礎編の自信がつきました) などなどで、残る時間をおべんきょと称して、デカい音で好きな洋楽を聞き、一回くらい甲府に行くのを楽しみにしていました。


前半はるんるんですが、お盆を過ぎると草木の露や虫の音、風の中に入るひんやりした気配から、秋がすぐそこに来ているのを感じ、もの寂しい気分になったものでした。

お山の秋は短く、直ぐに下界の冬の気温になり、師走には氷点下でしたから、夏の終わりは厳しい冬に向けて覚悟しなきゃ!でしたが、今、自宅にいると、昨今の猛暑っぷりにはウンザリして、早く秋になって欲しいと思うのですから、様変わりしたものですね。

山にいると、失われつつある季節感が、まだまだ感じられます。