これはオバサンと言われても、もはや抵抗を感じない年頃に達して初めて実感しているのですが、姿勢が悪いと損をするのです。

 昼間の電車の中では特に実感する事が多いのですが、最近の若い女性、L25で知った太田うにさんのイラストに影響を受けているのかどうか、座っても、立っても、膝までは普通に閉じていますが、膝下から足を内股にしている人が多いように思います。イラストで見ると可愛いのですが、この姿勢って、多分、骨盤を不自然にゆがめているのではと心配します。

 今日見た女性も可愛い服を着て、うに風に決めているつもりなのでしょうが、腹周りの肉がうにうに、じゃない、ぷにぷにしていて、このオバサンより外から分かるじゃん!という感じだったのです。

 あと、男性で多いのが、少年時代に肩を怒らせて、ツッパリ歩きをしたのの延長で、姿勢が崩れ切ってしまうパターン。イキがって始めるのでしょうけれど、二十代半ばともなると、その姿勢が固定化し、左右のバランスが悪くなっています。恐らく、さらに年を重ねると、腰痛が出たり、腹が出たり、色々とかっこ悪い、もっと酷い言い方をすると、薄汚いオヤジ体型になって行くだろうと容易に予想がつきます。
 若い頃はピンと姿勢良くいるというのは、なんだかダサい優等生チックでかっこ悪いし、それを注意されると「ふん!」って感じだったのは私自身の経験からもよ〜く分かるのですが、それが固定化されてしまった場合、チリも積って、中年に達する頃にはかなりみっともない体型になるか、さもなければ、腰痛、肩こりなどに人より多く悩まされるようになる可能性絶大です。

 良い姿勢というのは、ネットでも調べられるでしょうし、健康系のコラムや書籍にも載っていますが、その姿勢に加えて、出来るだけふか〜い腹式呼吸をするというのが、健康、そして美容にも貢献するのではないかと思います。

 若い頃のイキがり、かわいこぶりっこ等々、マスメディアで流行するポーズなど、やってみたいでしょうけれど・・・ちょっとだけにして、基本モードは良い姿勢にしておいたほうが、絶対に得ですわよ〜。

 なお、腹式呼吸をすると、精神面も安定するみたいです。頭に来た、むかついた!という時にはたいてい、肩に力が入って浅い呼吸になっています。その時にふ〜っと腹式呼吸をし、力を緩めると、冷静になれて、カッとなる事でやらかす短慮も防げますよ。(^_^)

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