昨日いっしょに遊びに行った友人。明るくて楽しい人なんで、いつか一緒に旅行でもいけたらいいね〜と話したんですが・・・彼女いわく「旅行に行くというともぉ大変」なんだそうです。

 年の頃はそう違わないのですが、実は彼女は既に孫持ち。早婚家系みたいで、3人の息子さんのうち上2人は大学や専門学校を出て早々に結婚してしまい、3番目の坊ちゃんが長男と同い年。(さすがにまだ独身の大学生(笑))

 彼女はともかく、中学校時代の同級生だったというご主人の年齢で孫3人、じきに4人目というのはかなり早いらしいです。

 で、問題は「旅行へ行く」となると、お土産の手配が大変なんだそうです。

 お嫁さん2人には化粧品など。自分の子どもや孫、そして自分の実家やお嫁さんの実家などなど、何世帯ものお土産を手配すると、数万円の旅費に対して、土産代がオーバーしてしまうこともままあるらしい。

 「それって、どこから始まったの?」と聞くと、彼女の主義らしいのです。「旅したらお土産!」

 思いもかけない早さで家族・親戚の数が増殖の結果、旅行に行くというのが身軽とは程遠いものとなってしまったようですが、でも、それでも彼女は出掛けたら何もお土産なしというようなクール&ドライな事はしたくないんだそうで、それはそれで立派な見識だと思います。
 私の場合、そういう意味では極めて身軽。お土産なんて家族にすら買わない事が多々。

 多分、自分が、本当に好みを分かってくれる人以外からの形に残る頂き物が苦手だからなんじゃないかなぁ〜と思います。

 しょうじ〜きに申しますと、義理堅い年上の方からいただくものって、好みに合わないものが多く、相手の方の人となりがよく分かり、自分も気に入ったもの、もしくは、相手の方からの心がにじみ出ているようなありがたいもの以外、ほぼ、ぱっぱらぱっぱっぱ〜! もう手元にございません。

 なので、お土産なんてあげたら、多分、相手も困惑するだろうと思うのです。なので、私がお土産をあげるのは、旅先で「あ、これならきっとあの人が喜んでくれる」と目に浮かぶような、その人の事がよ〜く分かっている相手のもので、なお且つ、ピン!と来たもののみ。

 となると、真っ先に家族向けってのが除外ですな(苦笑)。

 きっと、友人は周囲にいる人たちの喜ぶ顔が目に浮かぶのでしょうね〜。それだけ濃いお付き合いをしているのだろうと思います。

 
  長男はどういう訳か(親にも似ず)お土産買って配るのが大好き。友人と親子でも良いみたいに似ているようです。それで、人間関係が円滑になるのなら、それもヨシかなと・・・特に若い世代はまだ、欲しい物がいろいろありますしね。

  身軽に出来る旅を取るか・・・人間関係の豊かさ、相手の喜ぶ顔が浮かぶ事を取るのか・・・

 いずれにせよ、彼女のような、あるいは長男のようなタイプがいてくれてこそ、販売業は立つ瀬もあるというものだろうなぁと・・・(^^ゞ

人気blogランキングへ