今日はホテルの朝食をたっぷり食べて、チェックアウト時に荷物を預かって貰って、祗園界わいから清水寺に歩きました。

 花見小路の辺り、警備員さんがいるので、何があるのか?と思ったら、JRAの場外馬券の売り出しがあるようでした。花見小路と馬券というのが意外な組み合わせでしたが、建物は場の雰囲気を壊さないような構えでした。

 八坂の塔をめがけて歩いて行くと、ドンドン人が増えて行きます。土曜日という事もあるのでしょうけれど、子どもの頃に初めて通って以来、清水寺へ行く道は年年歳歳賑やかになっているように思います。

2009年10月24日二年坂

 むか〜しはお店はありましたけれど、骨董品店や古い布地を売っているお店などがメインで、今のように著名な、京都の物産の大手(?)の店が並んでいるという事はありませんでしたね〜。(だいたい、おねの道なんてなかったぞ)

 清水寺に行くとますます人が増えて・・・中国は景気回復基調というのが強く感じられました。とにかく中国人の観光客が多いのです。今年3回京都に来ましたが、リーマンショックの余波が大きかったのではないかと思える五月には中国の方はあまり多くなかった(そもそも、外国人観光客自体が、いえ、日本人観光客もインフルエンザの影響で、減っていたように思います)と記憶しています。

2009年10月24日清水の舞台

 何回見ても感心してしまうのが清水の舞台ですね。
 高所恐怖症の人だったら、建てようとは思わなかっただろうなぁと思いますが、逆に高いところが好きな人にとっては京都の町が広がる絶好のスポット。だからこそ、建物のミラクル!という様式もあって、大人気なのでしょうね。

 音羽の滝はちょっとした行列なのでパスしましたが、驚いたのは、前回来た時(というのは、二男が小学校高学年だったかも・・・という事はかなり以前)にはなかった散策路が整備されていたこと。その途中に新しく建てられている、あるいは補修中の建物に上る階段があり、そこからは清水の舞台がよく見えました。

2009年10月24日清水寺遠望
 
 紅葉の季節にはさぞや美しいことでしょうし、もっともっとすごい人出になりそうですね。

 さ〜て、その後は知恩院の境内を経由して、以前から拝観したかった青蓮院に参りました。

 知恩院は7月に先祖の墓参りをした事もあり、ちょっと急ぎ足だったもので、写真を撮り忘れました。

 粟田御所と言う呼び名もある青蓮院。青楓の季節がたいそう美しいそうですが、今年は国宝の青不動の初公開という事もあり、多くの人が訪れているようでした。

 お庭の緑がとっても美しいところですね。拝観料が1000円というのは、ちょっとお高いかと思いましたが、お財布や定期入れなどにおさまりのよい薄いお守りと、祈願を書き込んで奉納できる紙片などもくださったので納得。お寺さんも工夫されていますね。(清水寺も、かつてと比べると、現世利益を求める意識を煽り、どこに行ってもお賽銭箱やお札などが並ぶたいそう賑やかなお寺になっていて・・・これは多額の維持費が掛かる文化財保護の観点からは知恵を絞ったということになるかと思います)

2009年10月24日青蓮院

 お昼をいただいたのはかなり遅い時間。河原町の商業ビルの上階にある美々卯で、割とお手ごろ価格の定食を発見!

2009年10月24日みみ卯のランチ

 その後、鴨川の川原で開かれていたフェアみたいなのに立ち寄りました。色々なお店や実演があるようで、友禅流しの、恐らくはデモもありました。

2009年10月24日友禅流しデモ


 色々あって楽しい三日間でしたが、友人は帰宅しなくてはなので、京都駅でお別れし、私は長男と会うために移動しました。

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