今日は友人のお誘いで、東京駅そばの丸善内にある松丸本舗を見に行きました。

 でも、その前に東京駅構内のBreakという場所に出店している私の好きなフェアトレードショップを覗こうとなりまして・・・これがもう場所が分からない。全部が下り列車だという東京駅。整列して説明を受けている修学旅行生の団体がいて、カモフラージュになっていたようで、二度も案内スポットで聞いて、やっと到達しましたっ!

 ここでウダウダ迷った私。迷ったら買わないという原則を貫く、一方、お友だちはお買い上げになりました(笑)。



 PTAや諸々の書類持ち歩き用だそうです。加えて、私が勧めちゃったので、これとこれも・・・。





 お買い物で随分時間を取ってしまったので、目的地に行く前にお昼を食べました。和食。ちょっとアンティークな雰囲気のようで、実は現代的なお店でした。
 その後行って見たのが、丸善じゃなくて、三菱一号館。一丁倫敦という言葉があったそうですが(ワタシャ、誰かに八丁倫敦と聞かされて、すっかり信じていたわ〜(^^ゞ)、明治の東京で最初に建った洋館を忠実に復元したものだそうで、レンガの感じは京都の三条あたりにありそうな建物ですが、屋上部分はフランス風(というか、迎賓館などのスタイルですね)。

2009年11月17日三菱一号館その1

 来年から美術館としてオープンするそうで、今はプレ展示ですが、私たちはこれから丸善行かなくちゃ!というのと、じっつは私は明日も美術展(皇室展の後期)に行くので、パスッ!

 丸善はどこじゃ、確かOのつく建物だといういささか心もとない友人の言葉。でも、東京駅界わいの地下通路(それがまたすごく立派で、まるでどこかの邸宅の廊下みたいな部分があった)で見つけた地図を見て「オアゾでしょ!」で一発解決で、そちらへと移動しました。

 いや〜、東京駅界わいって本当に変わってしまいましたね。私はかつて丸ビルの高田眼鏡店というところでコンタクトレンズを作った事があるのですが、元の丸ビルでは建材の中にアンモナイトが入っていたりして、いかにも由緒正しき感じだったのが、今の丸ビルは高層で全く趣が違いますからね〜。そして、オアゾなんてシランゾ。

 丸善の4階に松丸本舗がありました。

 暖簾が掛かった一角には、現代の読書家として有名無そうな(全然知らんかった(^^ゞ)松岡正剛氏と丸善のタイアップ企画で、松岡氏の読んだ本をだ〜っと並べているのですが、その幅の広さはすごい。
 
 少女マンガがあれば、キューブラー・ロスの死の瞬間もある。私が手に取る気も湧かない化学・科学系の本もあれば、結構ポピュラーな本もあるし、健康オタクみたいな本もあって・・・

 タレントさんの書棚再現コーナーもありましたが、仮に私の書棚を再現してやると言われたら・・・逃げます!!!

 さすが丸善本店、色々な魅力的な商品が多く、目移りしましたが、お茶したくなり、また迷路みたいな東京駅に戻り、八重洲口に出て、席が空いている店では一番先に目に付いたフローズンヨーグルトショップで一休みして、大丸で友人のお買い物に付き合って、試食のお菓子なんぞいただいたりして楽しい1日でした。

 ところで、東京駅は工事中ですが、丸の内口の、取り壊しが物議をかもした中央郵便局も、まるで羊羹みたいに切り刻まれて解体中で、いささか痛々しかったですし、八重洲の方もあちこち工事していて見通しが悪く、おまけにJRめは、自分にとって有益な情報のみを掲示。大丸のを所在図に書いてくれないので、危うく迷うところでした。

 お客様本位って言ったら、東京駅周辺の名所や著名店に行きたいお客様の気持ちにも沿ってよね〜と言いたくなる国鉄時代を思い出しちゃうような掲示でございましたよ。(>_<)

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