こんな日が来るとは誰が想像していたでしょう。かつては憧れの企業だった日本航空。

名画「2001年宇宙の旅」では「2001年に宇宙の旅が出来ないとしても、ひとつだけ確かな事がある。それは2001年になっても、パンアメリカン航空は絶対に存在している」と言われていたのに、その2001年を持たずに、映画に登場する宇宙船を出航している事になっているパンアメリカン航空は消えてしまったのですが、あれも「あ〜れ〜」ものでしたが、あくまでも対岸の火事でした。

が、今回は・・・・ううっ、正直に言うと、私の手元にも紙くずと化そうという株券がございますぞ。

「ふふふ、うまく買えた」なんて思ったのがトンでもない。ちょい値上がりした時に直ぐに売るなんて事、考えもしませんでしたね。だって、株主優待魅力でしたもん。そして、ギリギリまでJALを応援したくて、年末の台湾旅行もJALPACK。(株主優待の8%引きも目当てでしたけど)

何てたってJALのサービスには定評がありましたからねぇ・・・。私なんぞ、若い頃は殆どJALに乗ったことが無かった。(ちなみにはじめての海外旅行はその潰れちゃったパンアメリカン航空を利用しました。キャビンアテンダントの無愛想だったことったら

JALと言えば、格上というイメージがすごくありましたし、JALに就職できた友だちは奇跡も同然で超羨ましいし、OL時代の同期は秘書を振ってJALの国際線スチュワーデスとなり、部長からの別れの言葉に「君、飛行機が落ちないといいねぇ〜」と思いっきり子どもっぽい呪いの言葉を言われた位なもんでした。

それにつけても・・・

今回、しきりと言われる「株主責任」と言う言葉に納得が行きません。そりゃ、大口の投資家は話は別でしょうけれど、ささやかな株主優待を目当てに、投資のためにというよりかは、レジャーの足しに、生活の足しに、という感じで買っていた善良な株主に何が出来たのでしょう。

大体、採算が取れるか怪しい地域にもやたらと飛行場を作りまくった行政の責任はどうなんでしょうか。

・・・って言いたくなります。



我が家には満鉄の株券があります(ありましたというべきか、探しても出て来ないので・・・(^^ゞ)。因果応報という部分が大きいにせよ、あれも、まさに紙くずになってしまったのですが、今回は株券の電子化に伴い、記念になる株券すら手元に残らないとは・・・・。

株主優待券の使用期限は5月31日ですが、「何とか3月末日までは使える方向で」なって言っています。踏んだりけったり。5月末までだったら、何とか使えると思うのですが、3月末なんて・・・・使えません。さりとて、金券ショップに持って行ってもダダ下がりなんだろうなぁ〜。

思えば、昨年末にゲットしたカレンダーが最後の記念品という感じになっちゃいましたね〜。何もしないと日本の美術カレンダー(これも一昨年位から若干貧相になっているそうですが)が送られてくるところを、敢えてフリートカレンダーというのを頼んだのです。

こういう時は最早笑うしかありませんな。あはははははは(;´Д`)

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