自宅界わいも寒い日が続き、北海道に行った時はまずまずのお天気でラッキーだったんだなぁと思います。 さ〜て、遅くなりましたが、安かったという旅行の内訳と最終日、小樽の画像もアップさせていただきます。

格安ツアーですが、元々の構成は、ツインルームで一人あたり28800円なり〜で、安いぞ!だったのですが、おっとどっこい。やっぱり格安の基本は選べないフライト。せっかく行くのだから、あんまり遅い到着と早過ぎる出発、そして、帰りが早過ぎるのももったいなくていやだよね〜で、行きは希望したのが1000円+の9時半〜12時の間の出発だったのですが、みな考えることは同じらしくて、結局、あんまり嬉しくない3000円+で8時から10時半の出発便となってしまいました。9時出発だったからまだ良かったものの、結局、新千歳空港側の受け入れ態勢が整わないという事で1時間半も遅れてしまいました。(;_;)

帰りは18時から21時50分出発という幅広い選択肢。ラッキーな時間、つまり、せいぜい18時台や19時台出発の便だったら良かったのですが、なんと、最終便。無理をすれば、翌日未明に自宅着に出来ないこともなかったのですが、お連れの安全も考えて東横インに1泊という事になってしまいました。(物騒な事件の多いご時勢ですから、お誘いした手前、万が一後味の悪いことになってはいやですものね〜)

という訳で、ツアーそのものの料金は一人当たり32800円なり〜。空港からホテルまでの足代は自弁。帰りの地点から空港までも自弁ですが、旭山動物園へのバスツアーも入っていて、泊まったのが私としては高級な部類のエクセル東急ホテルだったのですから、やっぱり安い!

ただし・・・エクセル東急に比べて、かなり狭小なのにバッチリお高い東横インの料金、一人当て4620円が上乗せされたのが痛いですね〜(でも、この東横イン、羽田からシャトル便がありましたので、そこは嬉しかった)。
でも、これでも、まだまだ一般的なツアーに比べると割安だったのではないかと私は思うんですけれど・・・。後泊が+されてしまった最終便でしたが、だからこそ、小樽の雪あかりの路も楽しむことが出来たのですから、ものは考えよう(多分、もっと早い便ならば、小樽はパスして、札幌で三岸好太郎の作品を展示した美術館や、藻岩山などに行ったのでは?)。

2010年2月9日小樽運河昼間 到着したての時間帯、小樽の運河地域はこんな感じでした。

写真に写っているハート型は主催者側の用意した記念撮影スポット。

後ほど、右側の白いテントがオープン。甘酒やあったかいドリンクの販売も行われたのですが、それと同時にこのあたり、写真を撮りたい人が詰め掛けて、大変な賑わいとなりました。

2010年2月9日小樽街路 この界わいに、素朴な(つまり、税金をばかみたいに投入していなさそうな、堅実なといういい意味合いです)市立小樽美術館小樽文学館があり、また、辰野金吾による旧日銀跡の金融博物館があります。この港に向かう緩やかな坂道のある界わいには比較的多くのクラシック建築が残っています。

金融博物館は辰野建築=レンガというイメージを覆すモルタル塗りなので、ついつい写真撮り忘れました。(^^ゞ

文学館にはこの画像の奥の方に写っている旧拓殖銀行の行員だったという蟹工船の作家、小林多喜二に関するコーナーがあり、特高の拷問により亡くなったほほに痛々しい傷の残る多喜二を取り囲む人々の写真と、懇意の画家による遺体の顔の画と、デスマスクがあり、胸を打ちました。

そうそう、美術館には小樽出身でセザンヌに影響を受けたという中村善策氏の絵が展示されていましたが、私のような美術音痴にもわかり易い、いい感じの画でした。

その後、小樽市総合博物館の運河館もまわり、いつしか日が暮れて来ると、こんな風に火が灯りました。

2010年2月9日雪あかりの路看板 これは運河沿いの小路に出来ていたプレート。日付がついているので、多分、毎日作りかえるのでしょうね。この日は北海道としてはあたかかったので、前日に作った雪のランタンが溶けていました。

寒い中、ボランティアの方々がバケツを使ってかためた雪にシャベルでキャンドルを入れられる穴を開けたりして奮闘されていました。

2010年2月9日ワックスキャンドル
こちらはワックスキャンドル。ワックスキャンドル作りというイベントも行われていたようですが、葉っぱなど挟み込んで火が灯ると、なかなかきれいなものでした。

お願いすると写真を撮ってくださるボランティアさんがいて、このキャンドルを抱えさせてくださるのですよ。(その写真は見苦しいのが写ってるのでパス(笑))。

2010年2月9日運河点灯






暗くなるにつれて、雪あかりの路というネーミングが相応しい状態になります。そして、どこに隠れていたのか、たくさんの観光客が繰り出して来ます。









2010年2月9日運河の夜
おおっ、素敵!という状態で、そろそろ小樽とお別れしました。

かなり広域にわたるイベントに成長しているそうなので、いつか機会があったら、他のエリアも見てみたいですね。



帰りの電車が満席状態。早々に座席を予約しておいて良かったね〜という事になりました。行きは銭函駅(いかにも私にピッタリな名称ですな)界わいから見えた日本海も、帰りは暗闇で、殆ど何も見えないのでした。

車窓は水滴で曇りがち。でも、車内はあったかい。このギャップが北国の列車らしくて、旅情をたっぷり味わえました。(^_^)


小樽もいいとこ、一度は行こう、一度といわずにまたいこ〜♪

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