朝から雪。うわ〜、積ったらどうしよう。このあたりは雪に極度に弱いぞ。今日も日中、家に籠って座敷ブタになるのかぁ・・・と思いましたが、淡雪だったようで、10時頃には白かった地面がまだらになっていました。

そして、おもむろに映画に行く気になったのは、土曜日から上映時間が変更となり、夕方からしか見られないから、濱田岳ちゃんが出てる「ゴールデン・スランバー」見なきゃ!となったのです。

近所の友人を誘ってお出掛けしました。
伊坂幸太郎の原作は先月大変面白く一気読みしましたので、原作と映画のギャップがどうかなあと気になりました。濱田岳ちゃんが主人公に絡む重要人物キルオをどういう風に演じるのかなぁ・・・ポール・マッカートニー似の筈の正岡子規の岩崎弥太郎の・・・(と新聞のテレビ欄に書かれてました。大河ドラマに正岡子規が出てるって(笑))はどうかなぁ・・・などなど。

竹内結子さんは堺雅人さん演じる主人公青柳の学生時代の恋人だけど、「なくもんか」のてっちゃんを思い出しましたね〜。堺雅人さんは相変わらずのいい人っぷりです。一番役者さんらしく「違う顔見せてるね」と思わされたのは不気味で凶暴そうな警察の狙撃手を演じた永島敏行さんですかねぇ。

この前の朝ドラ「つばさ」では主人公の恋人のとほほなお父さんを演じ、6月に行った金沢の百万石まつりでは、愛嬌たっぷりに前田利家公の扮装で行列に見入る人たちになるべく多く見て貰えるようにジグザグにお馬を駆っており、善良そのものに見えましたのに、今日は警察の名前を語りつつ、無茶な殺戮何でもない極悪なヤツになり切ってましたよ〜。(この映画、日本だから上映させて貰えるのよね。フィクションだろうが、権力側をこんな描き方をした映画なんぞ、上映不可能な国ってあるだろね〜)

青柳が立ち寄った大規模小売店の駐車場でたむろってた不良グループとのふれあいの場面はカットされてましたし、最初にしけこんだ無人の部屋の内部もカットされてましたが、概ね原作を損ねないように作られており、原作者と監督の連携の良さを感じさせられましたね〜。

友人はご主人が仙台に単身赴任してるので、見知った風景がたくさん出てきたとの事で、ロケ地探しも楽しめたようです(笑)。ラスト近くに現れる公園は仙台駅からちょっと行ったところで、そういう名前の駅もあるんだって♪

映画の後はカフェ・ド・クリエでエクレアと珈琲で一休み。

座敷ブタを脱して、雪も溶けて、ちょいとお日様の顔も見られたし、で楽しい日となりました。(^^)v