私が最近嫌いな言葉があります。「〜〜〜してもいいよ」っていうのがそれ。

一見優しそうに聞えますよね。相手に選択権を持たせてあげてるようで。

わかり易い事例で言いますが、例えば「テレビ消してもいいよ」と言う相手が、寝転んだ姿勢でテレビを見ていて、こちらが台所にいて、片付けをしていたり、調理中だったとしたらどうですか?

すっごい上から目線だと思いませんか?

こういう時には、テレビのそばまで行って「消していい?」と相手に尋ねるのが本筋で、せめても「悪いけど、テレビ消してくれる?」というのが本当ではないでしょうかねぇ?

この例に限らず、一見して優しそう、遠慮がちそうに聞える言葉で、実は「自分は頭を下げないで相手にやらせる」、「ほのめかす事で相手にやってあげないと悪いという気持ちにさせる」ための言葉ってありますね。(>_<)
一昔前でしたら、相手の気持を察して動くのが、正しい部下、妻、後輩の姿でした・・・って事は、言う相手は上、言われた相手が下という大前提があっての事。要は上から目線の言葉なんですね〜。


私も一昔前の躾を受けたので、言われてから動くのでは気が利かない、相手の気持を察して先回りしなさい、などなどしっかり刷り込まれて来ましたが・・・世の中、お互い様ならば良いのですが、中には、自分は動かず、与えず、相手だけを思いのままに操ろうという手合いも結構いるんですよね〜。

相手の好意だけ当てにして、自分は頭を下げないどころか、「やらせてあげたのだ」というスタンスなのですから、当然、感謝もしないし、して貰って当たり前という訳です。


お人よしと言われる人は、この手の相手にやすやすと乗せられてしまい、はっと気付くと、どうしてそこまでやってあげなくちゃなんだろうと思いながら、いつの間にか上下関係が出来ていて・・・というパターンに陥りがちです。

パッと見、優しげ、穏やかに見えても、ずるい人が(本人が自分がずるいと意識していないことも多いから始末が悪いんです。でも、そういう人って、周囲から何となく敬遠されている筈ですよ〜)人を操るための言葉ってほかにもあると思います。

気付いたら、ずるがしこい手合いに操られて、不本意な事をさせられていたり、持ち出しばかりという事にならないように、たまには性悪説で考えてみましょ♪