すこぶる盛りだくさんだった2泊3日の関門ツアー。昨日無事帰着いたしました。

前回は「何もないぞ」と思っていた北九州空港。レストランやマッサージルーム、それにラウンジもあるのですね〜。(3年前はオープンしたて。だから、本当に何もなかったのかも知れませんが・・・) ワンコインの足裏マッサージ10分間のクーポンを入り口で配っていたのでお試し。それにラウンジもたった20分しか使えないけれど寄ってしまいました。(^^ゞ ここのラウンジはゴールドカード等を持っていない一般利用者でも2時間500円とは嬉しいですね〜。1000円払いながら、座る場所を探すのに苦労した関空の国際線のラウンジとは大違い!! 

さ〜て、前フリが長くなりました。ライブドアの新管理画面では相変わらず画像をアップロードできない(ライブドアに質問して回答を得たのですが、それを参照しても解決不能(;_;))のですが、旧管理画面ではアップロードできましたので、それを利用いたしま〜す。



2010年6月2日螢泉庭のふぐ前菜
はい、これ、私が人生ではじめてまともに食べた河豚でございます。

ぷりぷりで淡白で、美味しいものですね〜。次はいつ食べることが出来るのでしょうか?(笑)




2010年6月2日螢泉庭のポタージュ

ポタージュも美味しかったのです。器が和洋折衷で凝っていましたね。


何でも本物という感じの長府螢泉庭でございました。
(壁に掛かっている絵も本物。照明はドーム工房など、ふへ〜という感じです)


2010年6月2日長府高杉晋作挙兵像
行くところ行くところ、何故か龍馬と幕末関係になってしまう最近の私。

長府の功山寺(先にもアップしたように国宝の仏殿があります)境内には騎兵隊を立ち上げた高杉晋作の像があります。

晋作は龍馬のような非業の死を遂げず病死ではありましたが、やはり夭逝。維新のダイナミックな動きに大きな力を出しました。

長府藩と龍馬のつながりはかなり深いみたいです。クラシックな建物が国の指定文化財になっている長府博物館の配布用資料が年少者(のような頭脳をしてる私)にも分かり易く面白かったです。

2010年6月2日関門大橋(下関より) 国民宿舎「海峡ビューしものせき」。人気のお宿なのが頷けます。何しろ全室オーシャンビューで、皆さん、漏れなくこの風景を楽しめているはずです。

しかも、従業員さんたちがとてもフレンドリー。

端境期の平日という事で、特典あり!

お土産付な上、先着順ですが、火の山夜景ツアーというのがありまして、たった2人だけでマイクロバスに乗せて貰って、親切な運転手さんと楽しい夜景見物が出来まして、満足度120%。

このお宿、修学旅行でも大人気で抽選になる事もあるそうです。そのために、直接申し込みしか出来ないのです。(他所だと、楽天やじゃらん等ネット経由もありですが) 競争が激しくなると困るので、あまりおおっぴらにならないのは助かりますが(笑)。

ちなみにお土産4種の中から選んだのはこちらで作られたお醤油とポン酢セット。結構ずしりと・・・・(笑)

さ〜て、翌日は壇ノ浦の砲台(幕末の馬関戦争の時に使われた)や赤間神宮を経て、萩へ連れて行っていただいたわけであります。

22f4993f.JPG 吉田松陰先生の松下村塾を擁する松陰神社にお参り。

維新頃や明治と言うと、日本の歴史の中では新しいという気はするものですが、明治神宮同様、風格がありますね〜。(明治・大正は遠くなりにけり)






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萩の名物は夏みかんだとはトンと存じませんでした。画像は松陰神社境内のお店です。

夜、ホテルで食べようと買ってみた甘夏はさっぱりして、ほのかに甘くて、なかなか美味しいものでした(@100円)

ほかに甘夏のジュースや甘夏で作ったオレンジピールなど色々売っていました。

あと、このしそわかめが萩の名物だそうでして、買ってみました。


その後、萩市の歴史博物館で色々な展示を見て、館内でお昼を食べました。まだ建築後日が浅い木の香りのする明るい博物館で、古式ゆかしい長府博物館とはまた違った現代的な展示でした。

最後に萩の名所である武家屋敷町を見学。名字帯刀を許されたという重文の菊屋(難攻不落状態の金蔵がすごかった!)や高杉晋作生誕の家などを見た後、移動し、長門市三隅町の香月泰男美術館へ参りました。

ぶっちゃけ、かなり交通の便の悪い場所にありますが(車が無かったらなかなか行き難い)、シベリアシリーズが有名な画家の、家族に寄せるあたたかい思いがいっぱいの展示で、特に戦地から送った絵手紙(検閲にかからないように配慮しつつ描かれたものと思われます)や、廃材で作ったという玩具。玩具はとても素敵なオブジェとなっていました。

そして、急ぎ足ではありますが、西長門リゾートに寄っていただきまして・・・2010年6月3日西長門リゾートホテル

ここ、私がOL時代、セクレタリーの先輩がご主人の実家のそばにあってとっても素敵なホテルに泊まったと自慢しつつパンフレットを見せてくれたホテルなんですが、歳月を経ても色褪せず、素敵なホテルですね。

いつか行ってみる事が出来るのだろうかと思っていたので、思いがけず連れて行ってもらえて嬉しいです。いつかお泊りしてみたい、きれいな海でしたよ。




夜は門司港で美味しいおすしをご馳走になってしまいました。大将がとても面白い方で「お醤油つけちゃだめ」「10秒以内に食べて」などなどのアドバイスがありまして、その通りに食べると、確かにじゅわっとしたり、ほのかな味がついていたり、単なるドテンとした握りではなく、繊細な工夫がこらされていて、食が進みました。


お泊りはこちら。海峡側のお部屋は追加料金が必要なのと、ビジネスホテルみたいにキーカードを渡してくれるだけで部屋に案内がないのがちょっとマイナスだったけれど(何しろ、国民宿舎である海峡ビューのサービスの良さを体験した翌日だったので)、門司港を楽しむのには絶好の立地ですし、朝食の会場の雰囲気も良かったです。

2010年6月4日ブルーウィング(はね橋)
これがホテルの客室から見えたオーシャンビュー。昨晩行った火の山やお宿が見えるのです。

関門大橋をこちら側とあちら側から見ることが出来て、追加料金払って、やっぱり良かったね。

(この時期、海峡側と反対のレトロ街側は朝日がまぶしそうです。冬はそちらが良いかも?)


昨日が門司港の観光。同行の母の親友がここで大盤振る舞いをしてくださり、観光人力車初体験! (えびす屋) お高い事は間違いないけれど、最初に料金明示してくれて、きっちりした仕事をしてくれますから、ここ一番の思い出作りにはよろしいかと思いますよ。(最後に味わいのある絵はがきを記念品として2組くれました)

2010年6月4日重要文化財門司港駅

重要文化財にして現役の駅というのがチャーミングな門司港駅です。

ファサードは「門」の字をかたどっているのだとか(人力車のお兄さん談)。なるほど〜。




2010年6月4日門司港駅から見た三井倶楽部向かいに見える旧三井倶楽部も重要文化財。

一階部分はレストランとお土産コーナー。レストランはクラシックな雰囲気でしたが、満腹につき、お昼は門司港駅構内のちょいと目立たぬところにある気軽なうどん屋さんで食べたのです。

観光地としてはお安いし、連日のグルメにおなかが狸状態だったので、軽くさっぱりしたお昼も良かったわ〜。

三井倶楽部の二階はアインシュタイン博士コーナー(お泊りされた部屋を復元。バスルームがすごくて、あんな広いところでは出るものも出なくなりそうなトイレでした(笑))と林芙美子コーナーがありました。


いったいに関門や萩の施設は見学料があまりお高くなくて嬉しいです(どこぞの観光地に行くと、拝観料やらなにやら高くてね〜。大好きなんだけど、それが玉に瑕と言いたい) 。100円から300円、高くても500円程度で色々見られるので楽しいです。

てんこ盛り、満足度120%の旅でしたが、それには何と言っても母の従妹のおかげが大きいです。

実際に裕福な暮しをされているわけですが、その豊かさをニヒヒと言う感じで独り占めでするのではなく、親戚としては決して近いとは言えない私たちを歓待してくれた事は勿論ですけれど、素敵なお店を開くことや料理教室を開催するなどして、多くの見知らぬ人たちとも分かち合うという姿勢が素敵ですわ〜。

母の親友も「素敵な方と知り合えてよかった」との事で、虎の衣を借る狐状態になったのでした。(^^ゞ