以前、「本が好き!」で献本いただいたアメリカ在住の中国人作家による「千年の祈り」が映画化され、その本をあげた友人と一緒に見に行きました。毎度おなじみのシネマ・ジャック&ベティにてであります。


ちなみに昨年の夏、渋谷のCCレモンホールで見た早乙女太一さんの舞台の名前も「千年の祈り」でしたが、全然ストーリーは違います(笑)。
アメリカで暮らすバツイチの娘のもとに、中国から父親がやって来るけれど、父の好意が娘にはありがた迷惑だったりするのです。工学博士だったという父親は、退屈しのぎに出た公園で、片言の英語で、同じく片言の英語を話すイラン人の「マダム」と英語は少し、自国語たっぷりの分かったような分からないような、でも、心あたたかな交流を繰り広げます。

娘と父親の間には何かわだかまりがあり・・・それが分かって行くのは終盤。一家に影を落としているのは文化大革命の時代に横行した、僻みや嫉みらしいのです。

世界町内会のお節介オバサンみたいでやだな〜と思う事もままあるアメリカだけれど、色々な人たちを受け入れる事にかけてはやはり懐が深いと思わされる映画でもあります。

むか〜し、同じく伊勢佐木町で見た「スモーク」という地味ながらきらっと光る佳品がありましたが、監督さんがその「スモーク」と同じ人なんだそうで、派手な演出はないけれど、しっとりと心に染み入るようのは同じようでした。

(※ネットが今みたいになる前の時代の作品につき、公式サイトがないので、参考までにDVDのバナー貼っておきます)



鑑賞後はお茶。はまじまんは喫茶は今日はお休みとの事で、珈琲専門店のまめやさんで友人はケーキセット、私は珈琲ゼリーをいただいて楽しいお喋りを致しました♪

まめやさんで、近所で手作りしているというソレイアードの布地を使ったチャーミングなパスケースを売ってまして・・・うだうだ悩んで、買わなかったのですが、夏らしい柄が素敵だったのでやっぱり買えばよかったと、ぷち後悔してます。(^^ゞ

断捨離は大事だけど、楽しいものも持って、使って、気分よく過ごさなくちゃね!(^_-)