八ヶ岳→自宅→焼津→豊橋→自宅と駆け足で移動し、いささか夏バテでございました。

学生時代の友人、珍しい事に携帯電話を持っていないのです。パソコンもそうそうはしないらしいので、メールをする時は十分時間がある時。あとは電話連絡であります。

考えてみれば、祖母が子どもの頃には電話はなく、母が子どもの頃は電話があったそうですが、近隣の人たちが借りに来た(神戸在住だったので、近所の外国人が借りに来て、その時の態度が悪かったからと、祖母は一生イギリス人に対して悪感情を持っておりました(笑))と言いますし、私だって、子どもの時に電話が引かれた時には親子電話と言って、近所の方と共有。な、なんと、当時の親子電話は今の子機みたいなものですから、ペアを組んだご家庭の盗聴疑惑もありました。

だから、固定電話があって十分に便利であり、その電話でした約束にたがえずに時間に間に合うように出かけるというのが、携帯電話普及以前の常識でした。

それがご存知の通り、携帯電話が普及後、特に、若年層の間ではしばしば「今、○○にいるけど〜」と定刻に遅れても連絡が取れるからと、規範がかなり緩んでいる様子を散見するようになりました。

また、駅に置いてあった掲示板ってのもいつの間にか姿を消し、公衆電話は激減りですから、世の中全体が携帯電話またはPHSを持っているのが大前提になっているのでしょうね。

そんな中、携帯電話を持たない友人がとても頼もしく思えました。「持っていたって料金相応に使いこなせっこないのが分かっている」からだそうです。


必要なのに持たない頑なさではなく、使いこなせない、使い切れないと分かっていて持たないってのは、すごくクレバーだと思います。

かく言う私、必要があって持った携帯ではありますが、最初はプリペイドで細々と頑張っていたのに・・・・今や、月によってはパケット代の上限に達しているほど(今月がそうです。外泊すると、パソコンを持ち歩くよりは携帯で情報収集、メールチェックをしてしまいますもの)の使い方。

全然節約になってないじゃん<通信費・・・と反省しております。ま、敢えて言わさせていただければ、無理してパソコン持ち歩いて、後々肩こりや腰痛になって1回3千円〜5000円もするマッサージに通うよりは安いでしょうと(苦笑)。

そういえば、自動車王国愛知県にあって、近所では2台持ちが当たり前の自動車だそうですが、彼女のお宅は1台のみ。

だんな様が自動車を通勤に使われているので、地形がフラットな事も大きいでしょうけれど、彼女はもっぱら自転車で移動するそうです。その分、中年体型にもならずすこぶる元気そうですから、流されない事の効用は他にもありそうです。


あ、私も車の運転殆どしませんが・・・・それは単に苦手だというだけでして・・・まぁ、確かに運動面を考えてもおりますが。(^^ゞ