株主優待券が余っちゃうぞ!の友人に誘われて「食べて、祈って、恋をして」を見て参りました。

ひとことで言ってしまうと、お気楽だなぁ〜です。

主人公リズが出会う人たちはそれぞれに悩みを抱えていたり、人生って色々だなぁと思わせてくれるものはあるのですが(特にバリの占い師や民間療法家のシングルマザーなど)、肝心のリズさん、恵まれているとしかいいようがない。作家だし、美貌だし・・・だから、イタリアやインド、バリ島の景色を楽しみ、リズのファッションやそれぞれの土地の風物(イタリアだと食べ物)を楽しんで見てりゃいいのですよね。
私の周囲には介護や、お子さんの病気や障がいで、とても手が掛かったり、心配の絶えない子育てをしている人が多いのです。

一緒のベッドに寝られなくなったら、それは離婚って言うアメリカ人とは違い、家庭内別居でも結婚生活が続けられる日本人との差も大きいのですが、家庭内の状況が結婚生活を簡単に捨て去り、恋人とも別れ、自分探しの旅に出かけ、そこでまた恋をして・・・というようなお気楽な行動はとてもとれない人ばかり。

いや、きっとアメリカ人だって、離婚まではしても、その先、何ヶ月も自分探しの旅をする余裕のある人なんて、殆どいないでしょうから、彼らにとっても夢物語なのでしょうね〜。

マンマ・ミーアはミュージカル仕立てで、日本女性にとってはファンタジーと分かり易い映画だったと思いますが、この映画、現実的な画面構成ではありますが(もっとも、かつての夫がバリに現れるなどの、空想シーンも挟まれていますが)ファンタジーと思って見たほうが・・・一般的な日本人の中年女性にはよろしいかと・・・(笑)。

共感は出来ませんでしたが、きれいな画面の肩の凝らない映画で、これはこれで楽しめましたよ。

(な、なんと今サイトをちょろっと見たら、実話ベースだそうで・・・う、羨ましすぎる!?(笑))


・・・で見終わった後はランチタイムで楽しくあれこれおしゃべり。

今日は友人はあまり時間が無かったので、早めに解散でありまして、私はその後、横浜駅界わいで買い物をたった一品だけしたり、うろうろ見て回ってから帰りました。