暮れもおしつまって参りました。こんな時に? こんな時こそで、前々から気になっていた紅茶染をトライしました。

理由その1は福袋に入っていた服、ふだん着のデザインなんですが、真っ白で着るのに気が引けるので、色をチェンジしたいと思っていたのです。

理由その2は実家の整理をした時に出てきた紅茶のティーバッグ。これがまずいの何のって(笑)。でも、もったいないよね、と思っていた時に、ふとひらめいた。紅茶染ってあるじゃない!と・・・

直ぐに手をつけなかったのは、何となく余裕がなかったからなんですが、子どもたちが帰宅し、二男の部屋にある不要品除去も出来づらいという状態の中、ではとやっと腰を上げました。

用意したのはこのシャツ。

2010年12月29日元々の白いシャツ

オーガニックコットンのヘンリーTです。メンズMという事もあり、外出向けよりは家の中で家事をする時に着るのに適当な感じです。

いったん水に漬けて、軽く脱水しました。乾いた状態だと染まりにくいらしいですね。
使うのはこちら。

2010年12月19日不要ティーバッグ

実家で忘れ去られていたティーバッグ。見た目はフツーですが、味は経年劣化を起こしていた。^_^;

2010年12月29日紅茶煮

何でもネットで調べれば良いという依存はいけません!と色々な識者がおっしゃっているようですし、同意する事も多いですが、この際「紅茶染」に関してはネットの情報がありがたかったです。参考にさせていただいたのはこちらです。

最初に湯をやかんで沸かし、これも実家整理でもってきたステンレス製の洗い桶にティーバッグを入れて、湯を移して、しばし煮出しました(捨てるかどうか迷った洗い桶。コンロに掛けられる、高熱OKだから、絶対に使える!と思って持ち帰って以来、あまり出番がなかったのですよ)。

その後、塩を一つまみ。塩が溶けたら、いよいよシャツを漬け込みます。

2010年12月29日紅茶浸し

ひたひたに浸かる位が良いらしいですね。やや水が少なめだったかも知れません。最初はすごく熱いので菜ばしでムラにならないようにかき混ぜたり、ひっくり返したりしました。

熱いですから、家族の方には「今台所で煮出しをしているから気をつけて」とか、注意を呼びかけておいたほうがよろしいかと思いますよ。

2010年12月29日紅茶染最終

もれなく浸かるように、随分前の洗濯機に付いていた細長いバケツに移し変えてからは、素手でまんべんなく漬け込みました。

その後、すすぎまして、陰干しにしました。


どうも・・・・かつてのオヤジ様ずがお召しになったラクダのシャツというシロモノに激しく似た雰囲気に仕上がっているんですが・・・・^_^;

ま、乾いてのお楽しみ。ともあれ、白過ぎるから家着としてどうかという迷いから、ついつい着ないでいるという些細な悩みから解放され、これからはドンドン着そうです。ラクダシャツに見えないようにしながらね・・・(笑)。


もったいながりの甲斐小泉としては、実家産の不要品並びに、実家からの持ち込み品を生かせた!という意味でもご機嫌な作業でした。(^_^)