我が家は過去に個人賠償責任保険のおかげで、すっごく助かったことがあります。

この保険、子どもたちがまだ小さい頃、近所の、今は引っ越してしまっていらっしゃらない年下の(でも、子育ては先輩の)ミセスが教えてくださったもの。「特に男の子がいたら、絶対に入った方がいいわよ〜」と言われて加入。

当時は年額2千円で加入できたのですが、その後、何らかの保険の特約として加入するか、あるいは、ホールインワン保険という形など、最早2千円ぽっきりでは扱う会社もなくなったようです。

で、近所のおうちで襖に落書きしちゃった時に適用したのが第一号。その後、余所の車に子どもが自転車をぶつけてしまった時にかなりの金額を請求されたのも、この保険のお蔭で事なきを得たのです。

そんな便利な保険のありがたみを今一度思い出す事件がありました。
・・・というのは我が家ではないのですが、近所の親しくお付き合いしている友人のお嬢さん。と〜っても良い子で、子ども達も小さい頃から楽しくお付き合いさせていただいていたのですが、彼女が自転車に乗っている時、いきなり飛び出してきた幼児がいた。

親御さんは下の子どもを見ていて、上の子をちゃんと見ていなかったそう。彼女は慌ててブレーキをかけて迂回した結果、転んでしまいました。たまたま幼児は自分で転んでしまったのですが、なんとした事か、急ブレーキの弾みで自転車が、転んだ幼児の上に乗ってしまった。

あくまでも勝手に子どもが転んだだけですが、不運にも自転車がその上に乗ったことで、たいした怪我をした訳でもないのに、様子を見ていない親御さんはヒステリックに詰め寄ったそうです。

彼女は言われるままに連絡先を教え・・・・夜になると、せいぜいが軽いすりむき傷を負ったくらいのその子は「血だらけになって」「脳波を取らなくちゃいけない重症」と尾ひれがついていたそう。実態は急ブレーキでこけて手を切った彼女の傷の方がひどいくらいだったみたいですけど。^_^;

直ぐに警察を呼べばよかったのですが、彼女も経験不足ゆえ、相手のペースに乗ってしまったようです。

友人は連日、お詫びの品を持って伺ったようですが、子ども可愛さとはいえ、自らの落ち度は棚に上げ、たいした怪我でもないのに尾ひれをつけて・・・と、著しく冷静さを欠く人と遭遇してしまった・・・・というような時も、個人賠償責任保険があれば、相手の請求する医療費は保険が肩代わりしてくれると思うよと言ったのですが「そんなの入っていないと思う」とのお返事。

よ〜く、よ〜く保険証書を調べたほうがいいよと言ったのですが、子どもが大きくなったからと言って、個人賠償責任保険と縁が切れる事はないんだなぁと思いました。(年を取ったら、取ったで、お店でつまずいて品物を壊したりするかも^_^;)

改めて我が家の保険証書をチェックしましたが・・・・分からない事がいっぱい。

例えば、社会人になった子どもは個人賠償責任保険の適用範囲から外れるのか?

我が家の場合、八ヶ岳の家の住宅総合保険の特約として個人賠償責任保険をつけてあります。そこで、東京海上日動火災に電話したら、たとえ別居であろうとも、子どもが未婚ならば、適用範囲内だそうです。ですが、一度でも婚姻歴が生じると、別居の場合はNG。バツイチ、バツニとかで、自宅に戻ればOKとの事でした。住民票がどこにあるかはカウントしないとの事でした。

しかし・・・・

これが保険契約者である世帯主が単身赴任で自宅を離れているとなると、すんなりとは行かないみたい。

保険を掛けている物件が配偶者と共有という前提で保険を組んでいたら、個人賠償責任保険の「本人」を配偶者に変えてもらうことは出来るが、そうでないと難しいかも知れない。後は代理店の担当と交渉してくださいとの事でした。

う〜む。(~_~;)

一方、生協の共済についても、長男の怪我の給付金請求の書類を送ってもらおうと電話を掛けたついでに、子どもが成人し、就職した場合、その任地が所属生協のある自治体ではない場合、どうなるの?と質問したのですが・・・・どうも今日中にコールバックはないみたい(何しろ、途中で、私めが東京海上日動火災に電話しちゃいましたからね。お話中で諦められた可能性はありです)。


大事な事なんですが、分からない事がいっぱいの保険や共済。まだまだお調べ続行中。



こういう時のために相談できる信用できるファイナンシャルプランナーとご縁をつないでおくと良いのかも知れませんね〜。