これ、なんでしょね?
関東大震災の後に発行された復興貯蓄債券です。
額面は十円となっておりますが・・・当時の十円と言うのは、今の十円と比べると、まぁ、ちょっとした金額ではありましたようです。
今回の大震災にあたり、震災復興債のようなものが検討されたと言いますが、私の父が、祖母のお腹にいた時に起きた関東大震災の後には、銀行債も出たようですね(※父方の祖母というのは、昨年亡くなった祖母とは別人で、かなり年上。私が中学の時に亡くなりました。ですから、普通に祖母と言う時は、ともに生きた時間が長い祖母の方になります)。
発行元は、日本勧業銀行、つまり、今のみずほ銀行のふる〜いルーツのひとつの銀行です。
裏面にも発行の主旨など書いてあります。
敗戦時、南満州鉄道の株券を紙くずにした祖父母。そのDNAはちゃんと私に伝わって来ておりまして・・・
昨年はJAL、今度はどうやら東電を紙くずにしそうであります。もうこうなると開き直るしかないですね。
せっかく節約していても、チャラじゃんという考え方もあるかと思いますが、節約して浮いてる分は、こんなもんじゃないよという考え方もあるかと思います(く、くるし〜けど)。
まぁ、満鉄の株券のくず度は相当なものだったようで、私のくず度など、まだ甘っちょろいかも知れませんが・・・往時の満鉄の株がいくらだったのか・・・分かりません。
亡くなった祖母は数百万円くらいには相当したぞと言っていたように記憶していますが・・・そもそも、円の下に銭があった時代の価格ですから、そこから新円に直し、さらに今の時代の貨幣価値にあわせての計算をすると、本当はいったいいくら位だったのか?
どなたか、ご存知の方教えてくださいませ。m(__)m
ウィキペディアで満鉄についてチェックしていたら、最下段の外部リンクでこんなサイトへのリンクがありました。父に見せてやることが出来たら、懐かしがった事でしょうね。
ところで、その満鉄の株券も、祖母から貰ってあったんですが、我が家のどっかに寝ているはずです。断捨離しないで、キープするのなら、ちゃんとありかを押さえておかないとあきまへんですな。(^^ゞ
貴重な画像を拝見できてありがとうございます。
ここまで来れば日本の歴史ですね。いい仕事してます。ぜひ大切にとっておいてください。
庶民の我が家のババシャツ・ズロースとは大変な違いです。
まあ、「こんなにあるならボロボロなもの着ないで使えばいいのに」と不評だった義母の下着も被災地の高齢者には喜ばれるでしょうから昭和の歴史とズロースとどっちが良かった?状態なのでしょうかね(笑)
JAL・東電とまさかまさかのマネーゲームで電子化で紙くずにもならないとは世の中何が起こるかわかりません。
3・11以降生活を見直さないといけないと改めて思いました。