近年のお犬様、猫様盛況の中、猫も杓子もと言う表現は死語になりつつありますが(あ、犬様、猫様が悪いと言うつもりは全くございません。なんたって我が家にはチンチラのゴマ様がおわしますから)、その言葉を思い出してしまうのは、他の分野の企業が次々に化粧品やサプリメントに参入するのを見てです。

サントリーはまだサプリメントだけみたいだけど、そのうちに化粧品にも手を出すかな〜?

食品メーカーのサプリメントはまだ分かるのですが、化粧品になると、うーんと言う感じの味の素。

古くは化学品メーカーの花王が化粧品を売り出したのは、やはり化粧品は化学品なんだ〜と思わせてくれました。

フィルムが家庭から姿を消して、富士フイルムの化粧品進出には必死さを感じますし…………

小さなところでは、私の愛用品のわかさ生活やケフィア倶楽部(蛇足ながら、ここは業務拡大し過ぎ、やたらと出資を募る手紙が来て閉口していましたが、方針に対しての内部対立があったようで、ケフィア種菌を扱っていた創始者側が独立したようで、屋号と企業グループ名が入り乱れ、あ〜、ややこしい(-.-;))なども化粧品に参入。


カタログハウスが化粧品関係だけで、ドカンとまとめて一冊のカタログを発行し始めたのも記憶に新しいです。


……………って事は化粧品って利益率がすごく高いんだろうな〜と容易に想像がつきます。

業務拡大だろうと起死回生だろうと、当たれば、すごい実入り。

ただうまく行かなかった日にゃあ、私が横浜橋商店街で手にした某自然派を名乗るメーカーの口紅のように希望小売り価格の二割位で叩き売り。


夢をぶっ壊すようで悪いけれど、多分、そこまで値引きしてもとりあえず潰れない、というのが原価なんでしょね。


と、わかっていても、新聞の折込チラシやら、通販カタログの猫なで声コピー(あらあら、またお猫様が慣用句に出て来た(笑)) やら、時には脅しめいた広告に、ついつい踊らされそうになるんだから、化粧品業界の口舌はたいしたもんです。

最近、分かっちゃあいても、様々なコピーに右往左往のたこ踊りしそうな私。

子どもの頃に買って貰った足にバネの付いた真っ赤な張り子のタコのおでこにはクッキリシワが描かれてたけど、ハタと気付いたら似てきたわん(泣)。