昨日、台風襲来の中、宅急便のお兄さんが再配達してくれたのは、夫の親戚からの香典返しでした。

香典返しと言えば、いただいた金額に応じ、干菓子やタオル、シーツなどが主体だった時代から、いつの間にか選べるギフトになった…………と思ったら、とうとうギフト券(=金券)なんですね。

お盆時期に義父が天寿を全うしたのですが、義姉や夫が選択肢のひとつとして取り上げたのもギフト券。

邪道モードが主流の私と違い、はみ出た事はしないように見受けられる彼らが選んだ、ということは、既にお返しとしてギフト券というのは常識になったのでしょう。

シーツやタオルは多くの家庭で在庫→バザーやリサイクルショップへ、という時代になり、いただき物が好みに合わなければ、かえって迷惑、という物質的に恵まれた状況下、選べるギフトとて、選びたい品が無くて困るという中、味気ないようでもギフト券に行き着いたというところでしょうか。


しかし…………ギフト券ですら、使えない私。使えない業態や店での買い物がほとんどだからなんです。旅先の宿代に使うに限りますが、ギフト券が使えるところは買い物も宿泊も大手やチェーン店がほとんど。これまた味気ない事で…………。

でも、死蔵品が家の中にゴロゴロするよりはずっと良いですから、私はギフト券のお返しは他の物よりは良いかな〜と思います。


 ちなみに葬祭業者の手配だと、デパート商品券になってしまうとの事でしたので、デパートが直ぐそばにない兄への香典返しはクレジットカード会社発行のギフト券にして、自分たちで購入しましたが、添える挨拶状代金として1箇所につき200円ずつをしっかり請求されてしまったそうです。^_^;

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