今日は小樽朝里温泉のホテルでまんぷく朝食の後、名残惜しいけど出発。

2011年10月07日余市工場看板


 先ずは余市のニッカウィスキーの工場見学です。

 工場と言うよりは、しっとりした中世ヨーロッパ風。クラシック建築物の建ち並ぶ魅力的な構内。象徴的なのは、創業者の竹鶴さんと、ウィスキーの作り方を学ばんとはるばる訪れたスコットランドで恋に落ちたリタさんとの愛。ウィスキー博物館でも、構内の竹鶴邸でも、苦難の日々を支え合った二人の愛情物語が展開されて、なかなかロマンティックです。

 私の好きな、アサヒビール大山崎山荘美術館は、竹鶴さんと共にニッカウィスキーを立ちあげた実業家、加賀さんの持ち物だったのですが、この家がどこぞに売られちゃう、これは大変!と文化財を愛する人たちの声を受けて買い取ったアサヒビールが、ニッカの親会社とあれば、なるほど!と納得ですね。
 話が脇にそれちゃいましたけれど、あいにくの雨だけれど、しっとりした風情で、非常に気に入りました。惜しむべくは時間がぎちぎちで案内付きの見学する余裕がなかった事。

2011年10月07日_CA390319


2011年10月07日ニッカ余市工場


 北の大地では秋深し、できれいに色付いたナナカマドも見られました。

2011年10月07日余市工場ナナカマド


 ここだけ限定品のモルトウィスキーやウィスキー使用のチョコなど、魅力的なお買い物コーナー、試飲コーナーもありまして、運転してくれる友人には申し訳ないながら、竹鶴17年をちょぼっといただきましたが、やっぱりおいしい。芳醇です(生のウィスキー飲むのなんて随分久しぶりですが、たまにはいいなぁと思わせてくれる味でした)。

 レストランや北海道産物も扱っている売店もありまして、売店の方に教えていただいたお安いスーパーに寄って、今晩のおかずを買う人有り、果物買う人あり、魚介加工品買う人ありでした。


 そして、食いしん坊の友人が切望していた積丹半島にうにを食べに行きました。実際のところ生うにの季節は終わっていましたが、でも、焼きうにとホタテの丼を食べられました。ご飯減らしてくださいと言ってこの盛りです(笑)。

2011年10月07日_CA390322


 小樽から余市は割りと近いですが、余市から積丹は、ず〜っと森林の中を走る感じで、ヒグマ出没注意看板に頷けます(同時期、札幌市内でもヒグマ出没していたらしいです^^;)。

 雨が降ったり止んだり・・・ろうそく岩というお日様がそのトップ当たりに来ると、本当のろうそくみたいに見える景勝などを横目にひた走り。残念ながら、神威岬まで行く時間的余裕無しで、ご飯を食べたら引き返し、札幌のお嬢さんのところに寄るという友人を小樽駅で下ろして新千歳空港へ向かいました。

・・・と書くと順調そうですが、おばかナビが(って、こっちが設定を間違えた可能性も0とは言えませんが)どうしても、札幌駅に寄りたいらしくて、高速道路ででかい矢印付きに音声で左へ下りろというので、下りてしまいましたが、どう考えても、そのまんま苫小牧へ行くべきでした。地の利が無い悲しさ。

 仕方なくもう一度入りなおしたら、小樽方面へ戻るしかなく、次のICで下りて、200円余分に払ってまた入りなおして・・・でした。なんかロスだなぁ〜って笑い話で済んでよかったですが、おばかナビのせいで、空港でご飯を食べる時間はありませんでした。ま、満腹だったからいいけどね。

 空港ではしきりと私たちの搭乗予定の便でダブルブッキングがあったので、誰か譲ってくれないかと呼びかけていました。マイレージカードを出したためか「遅い便に乗っていただきたく、ご提案」されてしまいましたが、友人のご主人が羽田空港までお迎えに来てくださるというのに、や〜だよ!なので丁重にお断りしましたが、あれを受けていたら、マイレージどっとくれたり、何かいいことあったのかなぁ?(笑)

 レンタカー利用、お迎えと、とってもお世話になってしまった友人です。ラクチン、ラクチン、まんぷくツアーだったので、しっかり体重増えてましたよん♪

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