昨日の四大陸選手権、男子フィギュアスケートのフリー、チャン選手圧倒的な強さでしたね。1800メートルという標高は八ヶ岳のサンメドウススキー場の一番高いところに行くリフトに乗ったソフトクリーム売り場や南アルプスの入笠山の山頂(それぞれ確か1900メートルくらいですが)にも匹敵しそうな高地。息が切れますよね。そこを拠点にしているチャン選手は非常に有利だったと思います。なんかなぁ〜、もう少し低いところでやったら?と思いますが、フィギュアスケートの殿堂入りした佐藤コーチにとっても思い出の土地だそうですから、軽く飛べるというメリットは儲けものなのでしょうね。

 ショートプログラムで頑張った無良選手と町田先週は残念でした。高橋選手は四回転が両足着氷の回転不足だったとのことで、チャン選手とはかなりの点差ですが、二位おめでとうございました。

 かつては欧米の選手が表彰台の常連でしたが、今は国籍を問わずアジア系の選手が台頭していますね。続々と素晴らしいスケーターが登場する日本。

 ですが・・・アメリカではかつて程の人気が無いとか。客席を見てそれを感じました。画面を見る限り、国体のガイシアリーナ並みに結構空席がありました。
 日本では今大きな大会やアイスショーのチケットを手配するのはかなり大変だそうで、先日国体でお会いしたかたもきょうだいの名前を借りたり、あの手この手でチケット入手するとおっしゃっていました。

 日本人選手の活躍を期待して、新聞やテレビ等でも大きく扱われますし、わが愛する小塚選手のピックアップも増えました。フィギュアを応援していますという企業は大々的なCMを流していますし(グループ企業の介護サービスのCMのコロッケさんがこっちをぱっと見て極度にデフォルメしたものまねをするのがいいわ〜(笑))、何よりも「ここはどこの国のリンクよ?」「この大会って、日本でやってたっけ?」状態のリンクサイドの日本企業によるスポンサー広告の多さが、テレビ画面越しに訴えられるだろう見込み視聴者の多さを物語っています。

 キムヨナ選手が大活躍の頃には韓国企業の広告も多かったと記憶していますが、私の探し方が下手なのかも知れませんが、今回は全然見当たらないです。

 今日は女子のフリー。

 実はネットでいろいろ見ると、テレビ番組の放映より先に結果が分かってしまうんですけれど・・・男子の場合、標高面で体力的に厳しい事、それをアドバンテージにしたチャン選手があまりに強いので、ちょっと先に見ておいて、心の覚悟が必要でした。女子もSPで頑張っているので、いい結果を期待します。

 ニースで開催される世界選手権ではパッショネイトな滑りや、フランス人好みの優雅な滑りで会場のファン、そして審査員のハートをガッチリつかみ、成果をあげてくれると確信しています。

 頑張れ!チーム日本!

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