早朝、4人組はツアーバスで京都へ到着。まずはホテルに荷物を預け、徒歩10分弱のイノダ本店でモーニングであります。
イノダのモーニングってのは今やすごい人気のようで、特に禁煙席は直ぐに埋まってしまうようです。去年の11月は並ぶの嫌で敬遠したのですが、紅葉はまだの10月なので、ちょっと待ったら席に案内して貰えました。
丸テーブルは4人掛けですが、4人でこのモーニングは無理な広さです。今回は友人の一人が通勤途上の地元の友人と会うと言う事で、抜けていたので、何とかセーフ!
イノダのモーニングってのは今やすごい人気のようで、特に禁煙席は直ぐに埋まってしまうようです。去年の11月は並ぶの嫌で敬遠したのですが、紅葉はまだの10月なので、ちょっと待ったら席に案内して貰えました。
丸テーブルは4人掛けですが、4人でこのモーニングは無理な広さです。今回は友人の一人が通勤途上の地元の友人と会うと言う事で、抜けていたので、何とかセーフ!
その後、4人に戻り、四条通からバスで百万遍に移動。お目当てのひとつ、知恩寺の手づくり市に行きました。相変わらずの活況です。
ここで二人ずつに分かれました。手づくり市初めての友人と、彼女とコンビを組んで手芸カフェをやってる友人はじっくり見るとか。私ともう1人は、1時間ちょい位でぱっぱと回って、叡山電車に乗るのだ!と言う事で、後ろ髪を引かれないように、出来るだけてきぱきと回りました。何しろ、うっかりすると、本当に引きこまれる程、品数も種類も多くて楽しいんですから。
お得きっぷを無理やり使おうで1停留所だけバスを利用して出町柳に戻り、叡電の1日乗車券1000円を購入。いざ鞍馬へ!
京都通いは結構な回数になりますが、いまだ鞍馬へ行った事はなく、脳内京都白地図の空白地帯のひとつでした絵。のんびり走る叡電。途中から緑の多いとても長閑な風景になって行きます。紅葉の頃はさぞかし美しいのだろうと思われるエリアも通ります。
鞍馬は終点。そこからちょっと歩くと、直ぐに仁王門があります。
健脚の人はコツコツと上って行かれるのでしょうけれど、ケーブルカーも乗りたいし!で日本唯一無料(と言っても実際は100円をお納めするのですが)の宗教法人運営のケーブルカーというのを利用しました。距離は短いが、勾配は急。あってありがたいケーブルカーです。待合スペースにも仏様がいらっしゃるのはさすが宗教法人運営だけあります。
ケーブルカーを降りて、少し階段を上らなくてはなりませんが、見晴らしの良い場所に到達。本殿金堂だそうです。
ここで一休み。手づくり市で買ったご飯を混ぜ込んだというもちもちのパン、美味しかったです。
そこで引き返すのもありでしょうけれど、友人と私、山を越えて貴船に行く気満々になりました。
こちらはあいにくと休館だった霊宝殿。国宝や重文も展示されているそうですが、じっくり拝見していると貴船に行く気合いが消えてしまったかも知れないから、休館で良かったのかも知れません。
ただいま放映中の「平清盛」ではまだ牛若丸が鞍馬から出ていませんが、義経にちなむスポットがいくつかありました。この山深い中で修業をしていたら、確かに敏捷性にも優れ、体力もつくだろうと納得しているうちは良かったのですが・・・
木の根道と呼ばれる義経がそこを飛び跳ねて修業したという伝説の残る道を過ぎ、下りにさしかかったら、これが、もぉ・・・・かなりの傾斜で足元も悪い。
履いて来たのはウォーキングシューズではあったのですが、あくまでも街歩き用。つくづく、ちゃんと足首までカバーする靴を履いてくるべきだと反省しました。ところどころで足を取られ、足首が曲がる都度、友人はものすごく心配してくれました。去年捻挫してるものですから、内心冷や冷やでしたが、何とか無事だったようです。
この間、手すりにつかまってよれよれ降り、膝が笑うよという状態で、景色を楽しんだり、写真を撮る余裕もなく・・・^^;
貴船神社の程近く、川のこちら側に西門という参拝口(すなわち拝観料徴収場)があり、そこから出まして、ようやくの事で貴船神社に到着です。
実は入口にあたる大鳥居は工事中で、残念ながらそこを通って参拝出来なかったのですが、この景色、有名ですね。やはり紅葉の頃は素晴らしいだろうと容易に想像が付きました。
奥宮の方までお参りすると広大さを感じるのだろうと思いますが、かなり疲れていたので、本宮でお参りし、有名な水占みくじを引くにとどめました。
水に漬けると・・・・
旅は急がない方が良いのだそうで、ウォーキングはうってつけかも?
貴船口までは本数が限られていますがバスがあるので、バスに乗ってみました。ですが、実際に行動してみてわかったのは、鞍馬寺にお参りしたら、いったん叡電で貴船口に戻り、そこから徒歩で貴船神社にお参りする方が、全然楽という事でした。
貴船口から神社までは舗装された川沿いの道をゆるゆる上る感じなので、日ごろ自宅から駅までバスを使わずに歩いている身には、決して長くも辛くもないのです。
叡電1日乗車券があるので、帰り、坐れない事を考えて、いったん鞍馬駅まで戻りました。
が・・・まだ観光のトップシーズンではないので、坐れないなんて事は全くないのでした(笑)。
岩倉の実相院に行くか、一乗寺の詩仙堂に行くか・・・友人と相談しましたが、1日乗車券の特典パンフレットを見ているうちに「そうだ、特別公開中の瑠璃光院へ行こう!」となりました。そこで宝が池で乗換。しっかし、待ちますね〜。鞍馬行きに比べ、八瀬比叡山口行きは本数がかなり少ないのです。
八瀬比叡山口はリゾート感あふれる(と言っては失礼なのかも?)緑の美しい駅で、京都というより、信州のどこかという感じがします。
瑠璃光院は叡電関係者用の屋外駐車場などのある場所を通って、徒歩5分弱くらい。別荘地だなぁという雰囲気の場所です。
「院」がついているので、お寺のイメージでしたし、お寺である表札もありますが、もとは三条実美公の別荘、すなわち癒しスポットだったようです。
しばしば秋の中継で登場するスポットですが、まだ紅葉が始まっていなくても、本当に美しい庭園で、みな坐りこんでしばし見入ってしまいます。苔の緑が美しい。
ちょっと奮発して、御抹茶付の拝観にしました。八瀬氷室というお菓子を頂戴し、美しいお庭を拝見し・・・う〜っ、日本人に生まれて良かった!(って外国人の方もいらしていましたが)
その維持のためにものすごい手間をかけながら、とてもナチュラルに見えるお庭。恐らく植えてある樹木、植物、ひとつひとつの調和を見ながら、手入れをしているはずですが、これ見よがしなところが全然ない。整った美しさではあるけれど、あまりに装飾過剰な庭園を見なれた方たちにとってもほっと安らぐのでしょうね。
私はものすごい努力を表に見せない静謐な美しさに、難しい事を難しそうに演じない小塚君のスケーティングを重ねて見てしまいましたよ。これぞ日本の美!(*^_^*)
ゆ〜っくり過ごしたいのですが、秋の日は早い。隣接の管主さんのコレクションのアールデコの作品を展示した美術館も拝見して(ここのお庭も小さいながら、とても手入れが行き届いていて、特にアプローチの花がかわいらしいです)から、帰途につきました。
帰り、叡電1日乗車券使いのめしのラストとして、一乗寺下車で、相変わらず賑わう恵文社にちょこっと寄りました。
手づくり市で別れた二人も色々と歩き回りずいぶんお疲れだったみたいです。河原町の高島屋で待っていて貰って合流し、4人揃って、おされ系居酒屋で夕食を食べてからホテルに戻りましたが・・・
入浴後、おしゃべりを楽しむ暇もなく、枕が合わないとかぶーたれる事も無く(実際は快適なベッドでした)、友人と私、消灯と同時に爆睡でした。文字どおりのバタンキュー!(笑)
人気blblogランキングへ
ここで二人ずつに分かれました。手づくり市初めての友人と、彼女とコンビを組んで手芸カフェをやってる友人はじっくり見るとか。私ともう1人は、1時間ちょい位でぱっぱと回って、叡山電車に乗るのだ!と言う事で、後ろ髪を引かれないように、出来るだけてきぱきと回りました。何しろ、うっかりすると、本当に引きこまれる程、品数も種類も多くて楽しいんですから。
お得きっぷを無理やり使おうで1停留所だけバスを利用して出町柳に戻り、叡電の1日乗車券1000円を購入。いざ鞍馬へ!
京都通いは結構な回数になりますが、いまだ鞍馬へ行った事はなく、脳内京都白地図の空白地帯のひとつでした絵。のんびり走る叡電。途中から緑の多いとても長閑な風景になって行きます。紅葉の頃はさぞかし美しいのだろうと思われるエリアも通ります。
鞍馬は終点。そこからちょっと歩くと、直ぐに仁王門があります。
健脚の人はコツコツと上って行かれるのでしょうけれど、ケーブルカーも乗りたいし!で日本唯一無料(と言っても実際は100円をお納めするのですが)の宗教法人運営のケーブルカーというのを利用しました。距離は短いが、勾配は急。あってありがたいケーブルカーです。待合スペースにも仏様がいらっしゃるのはさすが宗教法人運営だけあります。
ケーブルカーを降りて、少し階段を上らなくてはなりませんが、見晴らしの良い場所に到達。本殿金堂だそうです。
ここで一休み。手づくり市で買ったご飯を混ぜ込んだというもちもちのパン、美味しかったです。
そこで引き返すのもありでしょうけれど、友人と私、山を越えて貴船に行く気満々になりました。
こちらはあいにくと休館だった霊宝殿。国宝や重文も展示されているそうですが、じっくり拝見していると貴船に行く気合いが消えてしまったかも知れないから、休館で良かったのかも知れません。
ただいま放映中の「平清盛」ではまだ牛若丸が鞍馬から出ていませんが、義経にちなむスポットがいくつかありました。この山深い中で修業をしていたら、確かに敏捷性にも優れ、体力もつくだろうと納得しているうちは良かったのですが・・・
木の根道と呼ばれる義経がそこを飛び跳ねて修業したという伝説の残る道を過ぎ、下りにさしかかったら、これが、もぉ・・・・かなりの傾斜で足元も悪い。
履いて来たのはウォーキングシューズではあったのですが、あくまでも街歩き用。つくづく、ちゃんと足首までカバーする靴を履いてくるべきだと反省しました。ところどころで足を取られ、足首が曲がる都度、友人はものすごく心配してくれました。去年捻挫してるものですから、内心冷や冷やでしたが、何とか無事だったようです。
この間、手すりにつかまってよれよれ降り、膝が笑うよという状態で、景色を楽しんだり、写真を撮る余裕もなく・・・^^;
貴船神社の程近く、川のこちら側に西門という参拝口(すなわち拝観料徴収場)があり、そこから出まして、ようやくの事で貴船神社に到着です。
実は入口にあたる大鳥居は工事中で、残念ながらそこを通って参拝出来なかったのですが、この景色、有名ですね。やはり紅葉の頃は素晴らしいだろうと容易に想像が付きました。
奥宮の方までお参りすると広大さを感じるのだろうと思いますが、かなり疲れていたので、本宮でお参りし、有名な水占みくじを引くにとどめました。
水に漬けると・・・・
旅は急がない方が良いのだそうで、ウォーキングはうってつけかも?
貴船口までは本数が限られていますがバスがあるので、バスに乗ってみました。ですが、実際に行動してみてわかったのは、鞍馬寺にお参りしたら、いったん叡電で貴船口に戻り、そこから徒歩で貴船神社にお参りする方が、全然楽という事でした。
貴船口から神社までは舗装された川沿いの道をゆるゆる上る感じなので、日ごろ自宅から駅までバスを使わずに歩いている身には、決して長くも辛くもないのです。
叡電1日乗車券があるので、帰り、坐れない事を考えて、いったん鞍馬駅まで戻りました。
が・・・まだ観光のトップシーズンではないので、坐れないなんて事は全くないのでした(笑)。
岩倉の実相院に行くか、一乗寺の詩仙堂に行くか・・・友人と相談しましたが、1日乗車券の特典パンフレットを見ているうちに「そうだ、特別公開中の瑠璃光院へ行こう!」となりました。そこで宝が池で乗換。しっかし、待ちますね〜。鞍馬行きに比べ、八瀬比叡山口行きは本数がかなり少ないのです。
八瀬比叡山口はリゾート感あふれる(と言っては失礼なのかも?)緑の美しい駅で、京都というより、信州のどこかという感じがします。
瑠璃光院は叡電関係者用の屋外駐車場などのある場所を通って、徒歩5分弱くらい。別荘地だなぁという雰囲気の場所です。
「院」がついているので、お寺のイメージでしたし、お寺である表札もありますが、もとは三条実美公の別荘、すなわち癒しスポットだったようです。
しばしば秋の中継で登場するスポットですが、まだ紅葉が始まっていなくても、本当に美しい庭園で、みな坐りこんでしばし見入ってしまいます。苔の緑が美しい。
ちょっと奮発して、御抹茶付の拝観にしました。八瀬氷室というお菓子を頂戴し、美しいお庭を拝見し・・・う〜っ、日本人に生まれて良かった!(って外国人の方もいらしていましたが)
その維持のためにものすごい手間をかけながら、とてもナチュラルに見えるお庭。恐らく植えてある樹木、植物、ひとつひとつの調和を見ながら、手入れをしているはずですが、これ見よがしなところが全然ない。整った美しさではあるけれど、あまりに装飾過剰な庭園を見なれた方たちにとってもほっと安らぐのでしょうね。
私はものすごい努力を表に見せない静謐な美しさに、難しい事を難しそうに演じない小塚君のスケーティングを重ねて見てしまいましたよ。これぞ日本の美!(*^_^*)
ゆ〜っくり過ごしたいのですが、秋の日は早い。隣接の管主さんのコレクションのアールデコの作品を展示した美術館も拝見して(ここのお庭も小さいながら、とても手入れが行き届いていて、特にアプローチの花がかわいらしいです)から、帰途につきました。
帰り、叡電1日乗車券使いのめしのラストとして、一乗寺下車で、相変わらず賑わう恵文社にちょこっと寄りました。
手づくり市で別れた二人も色々と歩き回りずいぶんお疲れだったみたいです。河原町の高島屋で待っていて貰って合流し、4人揃って、おされ系居酒屋で夕食を食べてからホテルに戻りましたが・・・
入浴後、おしゃべりを楽しむ暇もなく、枕が合わないとかぶーたれる事も無く(実際は快適なベッドでした)、友人と私、消灯と同時に爆睡でした。文字どおりのバタンキュー!(笑)