今晩のNHK「クローズアップ現代」はネット依存症の話。

な、何とアルコールを始めとする薬物依存症の治療で有名な横須賀市久里浜にある国立の施設に通院する事例すらあるのだそう。

ちょっとした発言に賛同の嵐が来て、ほめられて嬉しいぞぉのドーパミンが出て来るのが依存症の始まりだそうで、四六時中画面を見てないとになっちゃうらしい。

また、ある学校教師は生徒に勧められてFacebookに登録したら、過去の教え子たちから次々にメッセージが届き、返答するのに忙殺されて、自分の今の状態が幸せと言えるのかと自問されていた。

かつては仕事のためと称して、画面に釘付けだったIT企業の社長は時間制限して書き込み、家族と過ごす時にはネットにつながなくなったと述べていた。


で、見終えて思ったのが、ケチは身を救うって事でした。

ブロードバンドになってから、パソコンを開くと、番組冒頭に出て来た、家事育児を押しのけて没頭しちゃう女性の事を笑えない状態になったのは事実です。

幸か不幸か、ブロードバンド時代突入と息子たちが難しくなる時期が重なり、親の都合や勝手は後回しにせざるを得なかったから、辛くもセーフだった訳で、恥ずかしながら、今だって、時々パソコン前の座敷豚になり、夕食時間がズレる事有ります。

そんな私がスマートフォンにしたら、どうなるんでしょうね。

どうせ通信費高い分、モトを取ってやるっ！

…………となるのが目に浮かびます。

パケット代の節約のしようがあるガラパゴス携帯を使っているからこそ、特別な月を除き、何とかパケット代を上限に届かすまいと思い、極力触らないようにしてる、即ち依存症に近付かないで済んでいるのです。


加えて、長男のお上がりのパソコンがガタピシ状態で、立ち上げるのが面倒くさいのも、辛くもネット依存症にならないで済む理由としては大きいでしょう。

ピッカピカのスマホに、ピッカピカ高性能マシンを手にしたら、かなりヤバい人ですよ、私は。

ケチに救われているのです。