ひっどい天気でしたが、株主優待ポイントが月末でチャラになってしまうし、来週になると、もしかすると見づらい時間帯に持って行かれるかと思って、友人を誘って横浜に「ツナグ」を見に行きました。

 日ごろの行いがいいんですかねぇ。二人で家を出る時だけ、横殴りの雨。バスが駅に着いたころには小ぶり。(^_^;)

 ツナグは辻村深月さんの原作の小説を読んでおりましたが、例によって例のごとく、かなりの部分がぶっ飛んでしまって、見ているうちにストーリーを思い出しました。
 かなり原作に忠実だったのではないかと思います。

 が、その分、気になりました。

 桃李君、高校生はちょっとくるしいぞ〜。桃李君好きだからと、悪天候にもめげず飛びついて来た友人も同感だったようです。

 「梅ちゃん先生」のノブのイメージが強いというせいもあるかも知れませんが、社会人2年目(浪人してなけりゃ3年目)の長男より1歳下なだけだから、大学生にしか見えないのです。原作の高校生の少年のイメージからすると、同じく「梅ちゃん」で梅子が医者になる動機付けをした広志君(成人後)を演じた池松壮亮君みたいな童顔系の方が合ってるかなぁ?って思いましたね。

 桃李さんと学年は同じだけど、ずいぶんたくましくなったけれど、それでも愛すべき少年っぽさが残る小塚選手だったら、高校生役、ギリギリセーフか?などと本人にとってはなはだ失礼な妄想もしてしまいました。(^^ゞ

 私の大好きな万城目学さんの小説が、映像化する時に、男性の役柄がなぜか綾瀬はるかさんになっちゃった(「鹿男あをによし」と「プリンセス・トヨトミ」)ってな改変がありだから、ただいま大人気の桃李君を使いたいのなら、高校生→大学生という設定変項、そう不自然じゃなくて出来たと思うんですけど・・・。

 ツナグが依頼者と死者を会わせるバンドホテルは横浜の山下公園に面している老舗のホテル・ニューグランドを使ってますね。回転扉を開けると直ぐ目の前にある階段を上ったところのエレベーターなんだわ〜。あの階段の右手にある昔ながらの洋品店、お手頃価格の品物を置いているよ〜。

 日本映画を見る時はついついロケ地を見ちゃうという不純な楽しみ方もしてしまいます(笑)。

 樹希樹林さんが相変わらずいい味を出していますし、御大、仲代達也さんもお久しぶり!って感じで、大伯父さんでご登場。父が好きだった八千草薫さんは相変わらず上品でおきれいだわ〜。

 若干突っ込みどころがない訳ではありませんでしたが、最後の方はハンカチなど出して、目じりを拭きながら見ておりました。

 映画が終わると、空の色はどんよりだけど、雨も止んでいました。来る時はねっちゃり暑い感じだったのが、気象情報の言うとおり、ひんやりと冷えて来ていまして、暮れるのがますます早くなり、帰宅に向けて追われる感じがします。

 せっかく交通費掛けたから、ちょっとだけ見ようねとジョイナスと高島屋をちょこっと動いてから帰宅しました。

 今日も楽しい1日なのでした。ヽ(^o^)丿

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