今日も連チャンで映画を観ました。昨日と同じ友人とです。そもそもこちらを見るかどうかとメールでやりとりしていて「ローマ法王の休日も見たい」となった訳でして・・・

 割と良く行く近隣の映画館では終演、もしくは良い時間がない状態で、1stデーで1000円で見られるよ、と友人が教えてくれたのがみなとみらいの109シネマズ。

 ここが開館したての頃「ターミナル」を見たっきりリピートした事がなかったのですが、新高島という最寄駅になじみが無く、地下深いみなとみらい線は乗り換えが面倒臭く、初乗り運賃が高い。しかも、同じ109シネマズなのに、東急レクリエーションの株主優待がつかえない!と3拍子揃ってるもんだから、がぜん足が遠のいていたのです。

 しかし、何と、いつの間にか高いみなとみらい線を使わないだって、歩いて行けるじゃん!になっておりました。

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 というのは、そごうの入っている新都市センタービルの2階から日産本社へと半分屋根のついた橋状態の歩道がつながっていて、そこを抜けると、歩道橋があり、もう目の前には109シネマズが入っている商業施設があるのです。
 「最強のふたり」は相当評判が良い映画みたいで、二人の友人たちから「ぜひ観るべき」と勧められましたが、なるほど〜。

 冒頭、なつかしのアース・ウィンド&ファイアーのノリノリ曲、セプテンバーに合わせて、ものすごい勢いで暴走する黒人青年と白人中年の二人組が映し出されます。クラクションを鳴らされながら、カーチェイスさながらのめちゃくちゃ運転をしているうちに、警察に見つかり・・・・ところが、この二人、調子を合わせて、見事警察を出し抜いてしまいます。

 と画面は切り替わり・・・この二人の出会いの場面が映し出されます。

 自家用ジェットを持っているような大富豪フィリップは事故で首から下は麻痺していて介護者が必要。色々わけありらしい黒人青年ドリスは失業認定のために必要なサイン欲しさだけに、介護者募集の面接に臨んだという出会い。

 生まれも育ちもあまりに違うふたり。普通ならば出会う事もなかった筈だけれど、福祉に賭ける情熱やら、介護者としての優秀さやら、何やらかんやらアピールに余念がない白人の求職者たちばかりの中、ぶしつけで、率直、どっか危なさを持ちながら、パワーを感じさせてくれるドリスに引きつけられたらしく、「お試し」と言う事でドリスを雇います。

 ドリスはうっかり熱湯をフィリップの足にこぼしてしまっても反応がないことから、いたずらに更に熱湯をかけてみたり、というトンデモナイ事もしでかす位、介護とか看護と言った事に無知だし、そもそも面接の時にこっそり金目のものと思ってきれいに細工した卵が飾ってあるのを盗むし、母親(実は叔母さんと後でわかりますが)の目を盗んでマリファナをふかす問題児。

 フィリップに対しても歯に衣着せぬ言葉の応酬をし、ガタイが良いから、がっさりと抱き上げて、車いすとベッドの移動をさせると思えば、猥談もするドリス。

 ドリスは家庭的にも問題を抱えており、フィリップはドリスの言動に一抹の不安を感じつつ、誕生日にはクラシックの室内楽を一族こぞって聞いて・・・・なんていう優雅な環境に暮らし、恐らく事故後は山ほどの同情的ふるまいに囲まれてきた身なので、ドリスに同情されない事に心地よさを感じます。

 ドリスはユーモア精神は抜群なんですが、何分教養とは縁遠い。だから、介助人として一緒に行ったオペラの席で、歌手が緑の服をまとい熱唱していると、げらげら笑い出して、し〜!と周囲からヒンシュクを買います。

 実はこの場面で、かつての自分が、神社の祝詞を聞いて、吹き出してしまった事を思い出しました。あれも、訳が分かると、厳粛なもので、笑っちゃいけない、笑えないと分かるようになりましたが、洋の東西で内容は違えど、似た様な現象はあるんですね。

 爽快、痛快なエピソードがある一方で、痛切なエピソードもありまして・・・小説で言うと、ノンストップノベルみたいな感じで、ダッシュ力としみじみ力のある佳作でした。

 いや、いい映画だったねの後は、お茶をしなくちゃ!

 で、横浜駅の方へ戻りながら、乗り物好きな二人、日産のショールームを冷やかす事にしました。
 
 自動車産業も外交トラブルやら何やらで売上減で大変なようですが、豪華なショールームだぞ! 座席に自由に坐っていいらしいので、アメ車風のフェアレディの座席に座って感触を楽しんでたらしいお兄さんがいました。「地域限定免許※1」の私ですので、見るだけ!

 ショールームの奥の方、運河に面したところでちょっとした人だかりが出来ていたので、見に行くと、そこはスターバックス。ゆったりした、あるいは面白い形の椅子が並んでいて、海に面したデッキでもいただけるみたいです。

 入口で「今日から始まったキャンペーン、新商品の試飲を」と言われて飲んだのが、大好きなペカンズナッツ入の薄甘いカフェラテ(ナッティープラリネラテというのが正式名称)。こりゃおいしいよで、それをいただく事にしました。

 席、ないぞ〜と思ったら、運よくデッキ席が空いたので、友人にドリンク取りを頼んで、さっさと腰をおろしに行くオバサンパワー全開!

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 ちょっと寒くなっていたけれど、フリースのジャケットを羽織っていた事もあり、屋外デッキはきもちい〜。

 ドリンクはこんな感じです。

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 お友だちはショート、私はトール。

 学生時代、長男がスタバでお世話になっていた事もあり、スタバ好きの長男も関西でこれ飲んでるかな〜?なんて思ってしまいましたね。

 で、キャンペーン中で日替わりでくれるオーナメント、本日はこれでした。

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 物を増やしちゃいけません、景品は断りましょう!の断捨離の半分信者(半分はありえね〜、無理だよと思ってる(笑))なもので、友人にあげようかと思いましたが、そちらも息子さん二人だから、お互いにお揃いで持とうねという事になりました。

 そうそう、スタバはプリペイドカードのスターバックスカードを利用です。ネットマイルで溜めたポイントをスターバックスカードに投入しているから、タダ飲みじゃ〜!ヽ(^o^)丿

 友人とは横浜駅の手前で別れまして、私はそごうの地下で、もともとは銚子電鉄の救済策として売り出されたぬれ煎餅2袋(1袋は八ヶ岳の鉄道好きな兄の土産にしようかと)に、ポルタの3コインショップでマフラー、という相変わらずのしょぼい買い物をして(私としては大奮発なんだぞ〜!)から帰りました。

 夜、小塚ファンの聖地であるブログを訪問しましたところ、主催者さんもスタバに行って、同じオーナメントを貰って来たと書いておられました。「イーグルだ」と書いておられます。

 なるほど〜、確かに・・・この足の開きはイーグルだ。イーグルと言えば、小塚君だっ!

 そう思って見たら、これはお宝にしなくちゃ!と思われて来たのでした(笑)。

 今日も楽しい1日でした。

(※1  時々私が言うと「え〜っ、そんなのあるんだ」と真に受ける方がいらっしゃいますが、地域限定免許と言うのは存在致しません。ですが、近隣区域と、交通量が少ない八ヶ岳界わいしか運転できない私の場合、普通車免許と言うのは地域限定免許に等しいし、テクノロジーが発達している時代、そういう免許もこれからの時代ありうるかも? そしたら、車の売れ行きが多少は良くなるかも?

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