今日は水没後、新品同様になったと思ったのに、画面に砂嵐が出現した携帯が修理完了と言うのでauショップに取りに行ったり、野暮用を果たしました。

 あまりに天気が良いから、そのまんま電車に乗って都内か、あるいは鎌倉へ・・・とは思ったのですが、いやいや、あまりに天気が良いから、眼科へ行こうとなったのでした。

 内科的な医療機関にはほとんどお世話にならないのですが、接骨院のトホホな定期的通院以外では、歯科と眼科は律義に年に1回は行っています。

 歯科は良すぎるから。眼科は悪すぎるからと通院動機は真逆です。(^_^;)
 全く同じ頭部のパーツなのに、どうして、こうもかけ離れた状態なんだろうと思う歯と目鼻。

 歯は中学校の時、県で最も良い歯の子として表彰された事もある位です。今は歯茎が下がったり、食いしばりの結果のすり減りとか、それなりの不都合はありますが、歯医者さんでは大体褒められます。

 歯医者さん曰く、歯の良い人が歯周病になるというのは、歯が良いのが原因じゃなくて、歯が良いからと放置しているのがいけないのだそうで、私みたいに定期点検を欠かさなければリスクは低いそうで、ほっ!(てっきり、良い歯は引き換えに歯周病になりやすいのかと思いこんでいました)

 目と鼻は子どもの頃からアレルギーの巣でした。特に目は、1年ほども次々にめばちこが出来まくったり(めばちこって、これ、関西弁でものもらいの事ですね)、それがやっと終わったら結膜炎をずっと繰り返して来ました。小学校5年にして「アレルギー性」と言われましたが、その頃は花粉症っていうのは一般的ではなかった時代です。

 鼻も連動しているから、だんだんに酷くなって、数年前まで花粉症の季節になると鼻が詰まって寝られない、夜中にずるずるっと来て目が覚めるという体たらくでした。

 鼻の方はケフィアヨーグルトを自宅で作って毎朝食べていたら、すごく良くなりました。相変わらずグスグスはしょっちゅうですが、少なくとも、鼻づまりで寝られないとか、夜中に起きるは無くなりました。

 が、目の方は相変わらず痒いし充血はしょっちゅう。ところが、アレルギー性結膜炎とばかり思っていたら、ドライアイという診断をいただいてしまったのが2年ほど前。パソコンの使い過ぎに加齢ですな〜。おまけにかなり前から飛蚊症が酷くて、「老化が早い」と言われてしまってました。トホホ

 しかも、2年近く前には眼底出血もやらかして・・・・幸いに一時的なものだったようで、今は大丈夫だそうですが、こんな具合で、大きな病気ではないにしても、目の不快症状には絶えず悩まされ、目薬は切らすことが出来ないのです。


 今年前半に貰っていた目薬がそろそろ切れそうな事に加え、最近、あさイチで、緑内障の事をやっていたので、心配になっていたのも、受診をしようという気にさせてくれました。

 実は視野が欠けているのに気付かないという緑内障。なもんで、視野検査をしました。

 2回目なので、前よりは少し慣れましたが、小さなプラネタリウムみたいな垂直方向のドームの前に頭を置いて、片目だけ開けて、目の前の赤いランプを見ながら、他の場所でぴかぴかと光ると、手元のスイッチを押すという仕組み。

 白いプラネタリウムという感じですが、この機械と私の体型が合わず(ぶっちゃけ、調整が下手なんだと思うけど)、ちょっとしんどい恰好になりました。しんどい=緊張となると、見えるものも見えないかも知れないので、腹式呼吸をして気を落ち着けて臨みました。ついつい、赤いランプから目がそれるようですが、そうすると警告の音声が響きました。(^_^;)

 結果オーライだったようです。ほっ!

 眼底の方も出血はすっかりおさまっていて良かったのですが、飛蚊症状はますます酷くなっていて「我慢してください」でした。日本じゃ飛蚊症は手術しないそうですが、アメリカあたりじゃすっきりしないのは許せない!でするんでしょうね〜、きっと。

 眼底検査は、今は瞳孔拡散剤を使わないで出来る機械もあるそうですが、我が町の個人医院にそのような設備投資は無理な話で、瞳孔が開きにくい身なので、結構時間をかけて目薬もさし直しての検査。

 お医者さんから薬局へ行く時には、キラキラの太陽が、ギラギラに感じられて、日陰を選んで歩きました。帽子かぶってて良かった〜。メガネっ子の私、眼底検査をする時にはクリップオンのサングラスでも持ち歩いた方が良さそうです。

 帰り道で地区センターの図書コーナーに久しぶりに寄り「老前整理」など4冊の本を借りましたが、新刊のところに置いてある「犬たちをおくる日」という本をパラ見して、とても切なくなりました。

 


 飼い主の身勝手で殺処分に処される犬たちの事を描いた本のようです。殺処分を逃れ、やがて新しい飼い主と出会えるだろう愛くるしい仔犬の写真もありましたが、ガス室に入った犬たち、折り重なる死骸、燃え盛る炎など、生々しいショッキングな写真もありました。

 ナチスドイツが収容所で人間に対して同じ事をしたという事を思って、ゾッとしましたが、動物だから何をしても許されるのか?とも思いました。
 
 仕事とはいえ、罪なき犬たちにこのような事をしなくてはならない職員さんたちの悲痛な思いも伝わって来ます。元愛犬も用が無ければ、ゴミ同然とは、何と言うふるまいでしょう。

 で、ついつい思ってしまいます。

 うちのゴマはかなり幸せな方かも知れないなぁって・・・・。

 生き物を飼うというのは、最後まで面倒をみるという事だと思うのです。ペットショップで売られている時はかわいいぬいぐるみみたいでも、実際に飼ってみると、思いがけない手間が掛かったり、光熱費や医療費も掛かります。そこまで面倒を見られないという人は飼ってはいけないと思うし、ショップの方も売上を伸ばす事ばかり考えず、ちゃんと飼い主の資格があるか見極めて欲しいと思います(もちろん、そういう事をきちんとしているショップもたくさんあると思いますが)。

 結局、胸が痛くなりそうなので、この本を借りるのはやめておきました。でも、実際は多くの人が手に取るべき本だと思います。

 全く別のカラーの本、「老前整理」は、読みたかった本だったので、すんなり借りましたが、こちらもある程度の年齢に達したら読んでおきたい本だと思います。



 帰宅してしばらくしたら、やっと目が戻りましたが、もう外出の気力もなく、またまた家の子になったのでした。

 明日は遊びに行くぞ〜!

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